観覧車まはれどたかし秋の空

【読み】

 くわんらんしやまはれどたかしあきのそら


【季語】

 秋の空(三秋)


【大意】

 観覧車が回りつつ高度を増すが、依然として高い秋の空である。


【附記】

「空高し」「秋高し」も三秋の季語の由。


【例句】

 天高し笹龍胆ささりんだうのたまり水 木導もくどう

 この別れ馬いなないて秋高し 内藤鳴雪

 天高く地は静かなり萩と月 幸田露伴

 凱歌一曲馬嘶いて秋高し 正岡子規

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