身にしむや職を辞し去るその夕べ

【読み】

 みにしむやしよくをじしさるそのゆふべ


【季語】

 身にしむ(三秋)


【語釈】

 身にしむ――「寒気、冷気などが強く身に感じられる」(精選版 日本国語大辞典)。


【大意】

 職を辞して去るその夕べ(の風)が身にしむばかりに感じられることである。


【附記】

 私事で何だが、近々退職する予定である。


【例句】

 野ざらしを心に風のしむ身哉 芭蕉

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