応援コメント

ここも日本大王国(仮) 改めて、おにぎりの店、準備万端!」への応援コメント


  • 編集済

     面白いのでここまで読んできたのですが、てんちゃんとライムに対してまだ許せない気持ちがありますね

     理由の一つ目は別れた時のことです。
     てんちゃんとライムと別れる際のアラタの言動は人間不信から出ていることもあるでしょうが、「自分なりに考えがあるならその考えを尊重する」という姿勢も含まれていたように思います。(何かと言えば子供に「やりたいことがあるなら好きにしなさい」と諭すのと同じ)
     逆いにえば「誰かに何かしら言われたとしても本当に自分と一緒にいたいなら一緒に行こう」という意味でもあります。
     それから別れた後に操られていたとはいえ"モーナーに傷を負わせたこと"はアラタからすれば"自分と別れてまでしたいこと"という認識になります(一応怒ってはいましたが)。そして、合流した際に別れたことや自分のしたことを後悔して泣きじゃくるという。
     少なくとも私がアラタの立場だった場合「やってられないんだぜ!」と言いたくなります。

     二つ目は少し前に「家族みたいだね」といったりした微笑ましい交流をしたり(アラタの人間不信で曖昧でしたが)、自分たちを思って王妃の誘いを断ったりしたアラタに対して「仲間と言ってもらっていない」と言ったことです。
     私としては「????」ばかり浮かびました。(アラタがモーナーを庇った場面での描写だと、てんちゃんとライムの反応は間接的に「お前らなんてもう仲間じゃない」とアラタに言われてそれにショックを受けて怒ったと思っていました。)
     これは何でしょうか、魔物界隈では「"長く連れ添った家族みたいに親しい人物"よりも"仲間"の方が序列は上」と言うことでしょうか?
     アラタがてんちゃんとライムにハッキリ関係を言っていないのを考慮しても、てんちゃんとライムが白状に見えてしまいました。
     てんちゃんとライムもアラタに対して「仲間か否か」とか「自分の気持ち」とか言わなさすぎです。

     許す場面も完全に「起きたことはしょうがない」という一点のみのなし崩しになっているところなんかアッサリしすぎていて「ペットがやったことなんだから」みたいなノリに見えてしまいます。
     軽すぎて仲間というものも軽く感じてしまいます。
     全体を見てもお話の流れとしては不自然で、「こういう展開にするために別れさせた」みたいに見えますね。ご都合展開そのものです。


     と、ボロクソに言いましたが、芦なんとかの能力が簡単な言葉で本人の意思を阻害するレベルの一種の洗脳能力という可能性もありますしね。
     完全にてんちゃんとライムが悪いわけではないのでここの話は、別れた二人の仲間がひょんなことで戻ってきた大団円ということで。
     これから続きを読んでいきますが何か芦名関連で補完要素があればいいなと思います。
     それと一ヶ月ほど前の話にコメントをして申し訳ありません。
     私が勘違いしていることがあれば指摘してください。
     純粋に面白いので応援しております。

    作者からの返信

    読み込んでいただき、ありがとうございます。

    さて、ライムとテンちゃんが最初に分かれる時のことですが、アラタもあの時点では自分の世界に戻ることも視野に入れていたので、一緒に行動してはいたものの、いつかは別れの時が来る、ということも考えてました。
    ならばライムたちが持つ魔物特有の能力を頼りにするわけにはいかない、などと一線を画す気持ちも強く、だからアラタは彼らから親しい気持ちを持たれても、アラタは彼らにそんな思いを持つわけにはいかないという決意にも似た思いを持つことになります。

    社会人時代に、上司、先輩、同僚に都合よくこき使われて苦しい思いをしてきた分、彼らにそんな思いをしてもらいたくない、という思いもあったようです。
    という設定です(笑)。
    相当ひねた性格ですが、子供の頃から家族から、社会人になっても職場で冷遇され続けた結果、ですね。

    けれど、アラタも心境に変化が現れました。
    モーナーからいい奴と言われたとき、自分の居場所は自分の世界にはなかったけれど、ここにならある、と感じ取りました。
    だからモーナーに仲間意識を持ち、自分に感謝の気持ちを向けていたマッキーにもそんな思いを持ちます。
    異世界にいる者に向けて「仲間だ」という意識を持ったのはこれが初めてで、だからこそそのつもりでいたテンちゃんとライムは彼らに焼きもちを焼く感じでしょうか。

    アラタも心境に変化があったがゆえに、自分にも非があるという負い目みたいな気持ちが生まれたんでしょう。
    あっさりと仲間として受け入れるように見えるでしょうが、詫びる思いも加わって、テンちゃんとライムを受け入れた、というところですね。

    芦名、というか、旗手達の能力ですが、異世界に召還されたばかりの時は、突然のことと自分の身に何が起きたかとかこの世界の事とか、把握できないことばかり。
    慣れてきて自分の能力を理解すればするほどその力は大いに発揮できるようになります。
    が、アラタ自身はその説明を受けてませんから分かりません。
    ですが、他の旗手達は説明を受け、しかもその力を試せば試すほど自分の力への理解は深まります。
    芦名はコミュニケーションなどによって相手の心を懐柔し、やがて自分の思い通りに扱うあるいは操ることができる能力で、完全に理解できた旗手達の能力ははんぱじゃありません。
    この世界を受け入れ、そして召喚者からの説明を受けた芦名は自分の能力を歓迎しあちこちで試して力を高めていき、そうしてライムとテンちゃんと出会うことになります。
    ご指摘の通り、洗脳力と言った方が正しい場合もあるかも。
    もちろんアラタと同行している情報はすでに入っており、芦名はこの時点では、アラタの仲間であると認識しています。

    文体、というか地の文が、あくまでもアラタから見た周りの様子って感じなので、アラタ自身の心境は、自分で自分を見つめ直さない限り出てきませんから、そこら辺の描写は難しい物があります(笑)。

    なお、芦名たちはこの後たまに出てくる予定です。
    そのときにはどんなやりとりになるんでしょうかねぇ。
    お楽しみに(笑)。

  • 面白くて、一気読みです。
    …が、てんちゃんたちと別れた辺りから疑問が…。
    回復の効果すごいのは、ライムが濾過した水じゃなかったの?
    回復以外で噂になるような効果、記述ありました?

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    回復の効果は、おにぎりにもあります。
    けど、おにぎりだけじゃのどに詰まることもある。
    ということで、飲み水にできるかどうかの判定をアラタがして、飲み物とセットのができました。
    さらにライムがそれを、ろ過というより加工ですかね。
    飲み物の回復効果の方が上回るようになりました。
    だからセットが真っ先に売り切れるという(笑)。

    ちなみにおにぎりの回復効果は、アラタが付加させたのではなく、食材の米が普通の田んぼで育つ稲よりも、ススキモドキの実の方が栄養価が高いと判定し、それを食材にしてます。
    打から普通のおにぎりよりも効果は高いですが、薬ほどではありません。
    けれども携帯もできる事から、非常食としては重宝されてるようです。