第173話、魔王軍襲来編の簡単にも程がある登場人物紹介(七章、八章のネタバレも含む)

クロノス

・【黒の魔王】クロノ・マク

様子見がてらやって来たレークの町で、あれやこれやと問題に関わる羽目になった魔王。

少し魔王らしいところも見せられて満足している。


・【滅鬼将】アスラ

膂力著しい鬼族の戦士。【黒下六席】というクロノスの幹部に与えられる第二席を獲得。

〈滅鬼の左腕〉、〈鬼勁・鬼灯〉。


・【沼の悪魔】モリー

多様な魔術を扱う骨の怪魔。平原の戦争に参戦。城に私的センスを詰めすぎた為に【黒下六席】の第四席となった。戦後に魔王軍侍女長となったリリアから、とある物を……。

〈鋼猽骨火・バブーシャン〉、〈ムスケルの斬魂〉。


・カゲハ

褐色肌と黒髪ポニーテールの見目麗しい忍娘。第六席だが、Mであった。


・ミスト・サイゾウ

ラルマーンが生み出した霧の化け物。中身は甘えん坊な犬。




王国軍

・セレスティア・ライト

女神と謳われる美少女。黎明の剣という遺物を所持し、光を操る。やたらとクロノに認められるアスラにお灸を据えようと実力を誤認させて、戦までの流れを読み決闘を実行するも失敗。

だが、第一席を獲得。


・【剣聖】リリア

魔王軍侍女長となった桃色ショートの可愛らしい女の子。毎日の練習が実を結ぶも、頭部ぐしゃりという間一髪のところでモリーに助けられる。匂いや洗濯の仕方で、グラスの正体を見破る。


・モッブ

ドッペルゲンガー。最近はよくクロノといる。魔物だが、セレスの守護騎士マリーと並んで常識がある。


・エリカ・ライト

刀使いで、かなりの実力となってきたライト三大美女の一人。だがとある使用人の影響をもろに受け、強くなるのに比例して常識的にものを考えられなくなっているのかもしれない。


・ハクト・ユシヤ

謎の人物達により強化される次期勇者。右眼が金ピカになる天啓モードなるものを使うと多少の無茶が効くので、エンゼ教の司教クラスは束になっても敵わないくらいにはなった。

〈白の御手〉


・オズワルド・アーチ

格闘に弓に短剣まで扱うオールラウンダーな頼れるやつ。魔眼を持ち、父親譲りの頑丈さまである。

実はラスト辺りでとある必殺技がお披露目予定だったが、作者の都合でカット。


・【瞬剣】クリストフ

お爺ちゃん執事で、レイピア使い。引退したのだが、燃えている。


・ソウマ・ガン

炎の格闘家。グンドウの〈魔雷撃〉を目にしただけで真似てみせた。実は強い。でも自然を全裸で堪能する趣味を持つ。


・ランス

突撃槍を持つ他国から来た中々の傭兵。しかしあまり活躍させてあげられなかった。


・アサンシア

腹筋が八つに割れた猛者。曲剣二刀流の南方にある武術の使い手。女性だけの傭兵団の頭領。



ソーデン家

・ブレン・ソーデン

末弟で両親のいない火の消えたような家族達を励まそうと、不遇の中であっても毎日剣を振って来た少年。魔王に小さな勇者と呼ばれた。


・キリエ・ソーデン

少し粗暴ながら弟思いの姉。剣の腕前はライト学園においてセレスに次ぐ。魔王の存在を知る。


・【剣鬼】ソッド・ソーデン

王国史において、最も長く剣聖であった人物。孫の為に木剣を用意したりするお爺ちゃん。


・レンド・ソーデン

長男であり現当主。才はあったが、当主として兄として、弟達の良縁やレークの発展をと剣を置いた。


・ヤーバン・ソーデン

熊のようなブレン達の父。レイシアが嫁いでから愛深き夫へと百八十度変わった。宝剣グレイを狙っていたラギーリンに唆され、ニダイに殺される。


・レイシア・ソーデン

ブレン達の母。病弱だが、意思が強い女性。格式高い家の出ながら気取らず、多くの人から慕われていた。



攻城兵団(五分のニ)

・【筋肉】グンドウ

ドワーフと人のハーフ。筋肉に包まれ、オリジナルの〈魔怒撃〉を使用するクジャーロ内においても稀に見る強者。アスラにペシャンコにされるも生存。


・【戦鎚】タイドウ

グンドウの弟で、戦鎚を使う。名前の由来は、軍道、隊道。




偽魔王軍

・ラギーリン

兄のシュギーリンを殺し、レイシアを殺し、独善故に悪事を重ねたダークエルフ。


・【小鬼王】ギャン

知恵持つゴブリン。魔物達の王国を作ろうという夢を抱いていた。師匠なるゴブリンに様々な知識を授かった。

ボンゴとブンゴ、そして蠕岩虫グリューとは長い付き合いであった。



それ以外の重要キャラクター

・【兇剣】ニダイ

古の国を守った騎士。伝説である初代剣聖を破った剣技ののみならず、魔術も扱っていたという。宝剣グレイに魂を侵食され、永き時の間を湖で徘徊していた。

クロノを上回る剣技を持つ。凄く強い。昔の鎧は、黒。


・疫災危機ココンカカ

悪魔ゾ=ウルトの眷属の中でも最強の存在。他の眷属も怯える程であった。魔力も炎も物理も効かないようだ。だがある夜に謎の消滅を遂げる。


・リッヒー・フリード

ライト王国の伯爵。貴族達を集めて怪しげな会合を開いていた。甘いものが好き。クリストフの主。


・船場のおじさん

兄弟がいるらしい。普段は漁師をしており、都合が付けば釣り船としてポイントへも連れて行ってくれる。当日も可能。


・飯屋の店主

クロノが行きつけにしていた店の店主。腰を悪くしていた。いつもは湖で獲れた魚介類でパスタを主に出している。


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