第74話、カゲハとリリアとソルナーダ

 

 クロノと別れた翌日、カゲハとリリアは指示通りに高級宿で疲れを取り、互いに無言のまま王都を立った。


 カゲハの刃のような気配と、任務のみをただただ実行する人形とでも言えそうな人柄に、リリアは声をかけられないのだ。


 旅人の服装に身を包んだ両者が、馬車よりも速く駆けていく。


 カゲハに速度を配慮してもらっているが、リリアの体力に限界が来る。


 堪らずリリアが前を走るカゲハに告げた。


「そ、そろそろ休憩してもいい?」


 すると、


「ん? あぁ、すまん。私とした事が考え事に夢中で気付くのが遅れたようだ。ん〜〜、そうだな、この木陰で休息を取ろう。それでいか?」

「……」


 カゲハが足を止め、軽い調子の口調でリリアへ提案した。


 初めて目にするクロノの前以外でのカゲハに、荒い呼吸のリリアは呆気に取られる。


「な、なんだ? どうしたと言うのだ? そのような狸に化かされたような面をして」

「ふぅ……カゲハって、そんなに……取っつきやすい人だったの?」


 マスクを下げ、リリアへ親しげに話しかけるカゲハ。


 その姿は、クロノの前の彼女とは全くの別人であった。


「取っつきやすい、と言えるかは分からんが……。共にクロノ様に忠を捧げた身。ならば結束してクロノ様に仕えるのは道理ではないか?」

「……つまり、仲良くしようって事?」


 木陰へ向かいながら饒舌に説明するカゲハを追い、リリアが確認する。


「まぁそのような解釈で問題はなかろう。……言われてみれば、自己紹介すらしていなかったな」


 人通りのある道から逸れた木の陰で、2人は軽くお互いの事を話し合う。


「私はカゲハだ。お前達と出会う少し前にクロノ様の影となった。好きな色は黒。嫌いな色は白。宝物はこの黒髪だ。……どうだ?」


 自分の黒髪の尻尾を撫でながら自慢げに自己紹介した。


「確かに綺麗。私は、リリア。宝物はこの剣。私も好きな色は黒……と桃色かな。できる事は……料理とか洗濯とか……家事くらい」

「うむ。よろしく頼む、リリア」


 良い意味で予想を裏切られたリリアは、カゲハの人当たりの良さに安堵する。


「良かった、カゲハが話し易い人で。昨日から息が詰まりそうだったから……」

「アッハッハ。昨日はある事を考えてばかりだったからな。集中していたのだ。主からも“仲良く”とされていたのに不覚だった。本当にすまん」


 マスク越しだが、朗らか笑みを見せるカゲハにリリアも安心から嬉しくなる。


 そうしていると、今度はある疑問が生まれた。


「……でもなんでクロノ様の前だと、あんなに無口なの?」

「……」

「……い、嫌なら話さなくていいけど」


 リリアの問いに、カゲハは難しい顔付きになり目を瞑り……。


「……ぐっ!? うぅっ……」

「カゲハ!?」


 突然胸を押さえて苦しみ出したカゲハ。


 無論、リリアは何事かと焦り始める。


「どうしたのっ? 病気っ?」

「くっ! や、やはり、これだ……」

「え?」


 熱に浮かされたような顔でカゲハは、懺悔するように言う。


「主の前や、主を思い浮かべると……どうしようもなく胸が苦しくなり、あげく顔や体が熱くなるのだっ」

「……」

「このように……」


 再び、旅の中でのクロノを思い浮かべる。





『――知ってる? ドラゴンやグリフォンは、筋トレしないんだよ?』





 したり顔で話すクロノ。


「ぐぅぅ!! カッコいい!! ……こ、これだ。その玉体やご尊顔を目にし、お声を賜るなどすると……くっ! 心の臓などは痛み飛び出そうな程なのだ。目も合わせられん……」

「……ふーん」


 冷めた目で苦しむカゲハをジッと見つめるリリア。


 驚かせやがってとでも言いたげな眼差しだ。


「うぅぅ……お、おそらく、私が主の内なる強大な力に当てられているのだろう。畏れか、憧れか、はたまた怯えか……」


 いや、カッコいいとか言っていただろうと、リリアはぶっ飛ばしたくなるツッコミ魂を抑え、冷静に問う。


「もしかして……、恥ずかしいからわざと険しい顔を作ってたの?」

「恥じらいと言う訳ではない。みっともない姿をお見せしない為だ」

「……残念だけど、私にはどうにもできない。自分でなんとかして」

「っ!?」


 リリアのまさかの返答に、カゲハは驚きを隠せない。


「その物言いから察するに……原因が分かるのか……?」

「まぁ……」

「教えてくれ」

「……」


 任務に支障を来す恐れから、リリアに迫る。


「なぁリリア、教えてはくれんか。このままでは……このままでは困るのだ……」


 普段のカゲハからは考えられない弱気な表情。


「今までは主の優しさと慈悲深さと格好良さと聡明さと思慮深さに救われているが、これからいつ主にご迷惑をおかけするか分からん……」


 クロノを褒める言葉がやけに饒舌なカゲハの普段とのギャップに、さしものリリアも同情してしまう。


 が……。


「……絶対、嫌」

「嫌!? 絶対!? 断言する程に!?」


 きめ細かく健康的な褐色肌の見えるカゲハが、無念と打ちひしがれる様もまた色っぽいが、リリアは答えを伝えない。


 意地悪ではなく、自分で気付くべきだろうと新たな友への配慮を見せたリリア。


「……ふふっ」

「な、何故笑っている……。嗜虐癖しぎゃくへきでもあるのか……? 見た目と違い、恐ろしい奴だな……」


 妹のように世話の焼けるレルガと違い、純粋な友のようなカゲハとの出会いに、リリアは何度とも分からない敬愛と感謝をクロノに捧げる。


「……そうだ。それはともかく、何をずっと考えてたの?」

「ぬ?」


 露骨な話題逸らしをするが、カゲハはすぐに切り替えていつものクールな顔付きとなる。


「……あぁ、うむ。これを見てくれ」

「それは……クロノ様から渡された資金でしょ?」


 カゲハが懐から取り出したのは、クロノが彼女へと預けた資金の入った革袋。


「多くないか?」

「……買い物などに活用せよって」

「それにしても多いだろう。……いや、もうはっきり言おう。――これは我等をお試しになられているのではと、私は推察した」

「……」


 深読みし過ぎと言いたいが、確かに渡された資金はかなり多い。


 贅沢すると言っても2人分はおろか、7、8人分はあるのだ。


「そこでもう一つ気になったのが、あるじは何故あそこまで【剣聖】とやらに拘られたのかだ」

「……お金が欲しかったんじゃ」

「主の強さは知っての通り。そのような小市民じみた物欲など、その超越した強さで何処ぞの悪党からでも奪えよう」

「確かに……言われてみれば……」


 カゲハは立ち上がり推察を続ける。


「そこまで大事にせずとも、主の気配遮断は私のとは比ぶべくもない遥か高みだ。誰にも知られる事なく金銭を得る事も容易なはず。となれば……」

「……まさか、カース湿地帯か【沼の悪魔】とかいう魔物が目的って言いたいの?」

「うむ」


 自分とクロノが出会ったのもカース湿地帯の近くであった事もあり、何らかの繋がりがあると考えていた。


「緊急的な依頼との事だが……主ならば見通す事も可能なのだろう。カース湿地帯にどのような関心がおありなのか不明だがな」


 敬愛がまたもやカゲハの中で高まるが、リリアはそんな彼女を放って思考を巡らせる。


「……でも、私達に資金を渡したところで何を……」


 そう、多過ぎる資金の意味が分からない。


 情報収集に使えとの命だろうか。


「おそらく主は、単純に我等の資金の使い方をお試しになられているのだろう。しかし、私は主にこれでもかとご満足頂きたい。いや、正直に言うと……」

「言うと……?」


 謎の溜めを作り、カゲハは告げた。





「……主に褒められたい」





 無自覚に照れながら小声で告白するカゲハに、またしても脱力感の生まれるリリア。


「……………あっそ。それで?」

「う、うむ、なにか怖いが……そこでだ。――主の仕事を一つ片付けて差し上げようと思うのだが、どうだろう」




 ♢♢♢




「……嫌になる」


 カース湿地帯の独特の唸るような形状をした樹の上で、リリアがボソリと愚痴る。


「ん? 何がだ?」

「この湿気。カゲハが教えてくれたから樹の上を上手く渡れてるけど、霧と湿気で気持ち悪い」


 カース湿地帯は薄気味悪い霧とは別に湿度が高く、魔改造されたリリアですら不快に感じる環境である。


 更に足元は水に浸かった泥沼で、どこに魔物が潜んでいるかも分からない。


 よって樹の上を身体能力任せに飛び移り移動しているのだ。


「うむ、だがそればかりは仕方がなかろう。自然が相手であるからにはどうしようも……………いや、我等が主であれば解決するのだろうが、我等では耐えるのみだ」

「……うん」


 カゲハとリリアが出した決断は、クロノより先にカース湿地帯の【沼の悪魔】を偵察する事であった。


 故に装備を整え、大急ぎでここまでやって来たのだ。


「だが……この湿地帯の環境は確かに、常人には厳しかろう。この霧は明らかに毒だ」

「あの剣聖候補達だと、これだけで死んでしまいそう」

「うむ……」


 リリアの返答に、カゲハが思い浮かべるのは3人の剣聖候補……ではなく、あの場にいた1人の少年。


 あの白髪の美麗な少年。


 かつての自分と同じ、雪のような白い髪の少年。


 可愛くもどこか男らしい、魅力的な男の子。


 潜在的な才能は高そうだが、カゲハの目から見ても明らかに弱い。


 あの勇者を一目見て気が付いた。











 ――自分は勇者が嫌いだと。










 あの程度の者に仕える為に修行していたかと思うと反吐が出ると。


 あの時、主に出会う事なく生きながらえていたとして、あの勇者の少年に仕える事になっていたかと思うと、気が狂いそうだと。


 クロノに仕える現状がいかに幸福であるかを知ると同時に、はっきりと理解する。


 何かを成す力も無ければ、血反吐を吐くような努力をしたようにも見えない。


 その癖、簡単に答えを求め、安易に我が主に教えを乞う。


 ピシリとカゲハの周囲の空気が軋む。


「か、カゲハ……?」


 突然のカゲハの無言の激情に、リリアも気圧される。


(私はあの勇者が嫌いだ……)







 ――殺したいほどに。







「……………あっ」

「っ、な、何……?」


 殺気を撒き散らしていたかと思えば突然途切れ、ヤベと続きそうな声を上げたカゲハ。


「……落ち着いて聞いてくれ」

「う、うん……頑張る」

「落ち着いて、怒らずに聞いてくれ」

「うん?」


 不穏な言葉に、謎の付け加えがなされた。


「どのような絡繰からくりなのか、おそらく我等の行動は敵に知れ渡っている」

「えっ!?」

「周囲の魔物の動きや移動する気配から考えて……誘い込まれている可能性が高い」

「はぁ!?」


 一大事どころではない。


 わざわざ罠に飛び込んでいたのだから。


 呆気に取られるリリアだが、すぐに持ち直す。


 何故なら、このカゲハが手遅れになるまでに敵の懐に飛び込むとは思えなかったからだ。


「そして……私が気付かぬ内に、撤退不可能な位置まで来てしまったようだ」

「……」


 口から魂が抜け出て行きそうな程に放心してしまう。


常套じょうとう手段のように手慣れている。すぐに何らかの魔の手が及ぶだろう」


 その魔の手は、案の定すぐにやって来た。


「――仰る通りですが……あのような殺気では、気付かれない方が不思議とは思いませんか?」

「ッ!?」

「……来たか」


 その声は……リリア達のいる樹の下方正面。


 霧の中より、水面を滑るようにして山羊の頭蓋を被ったような執事服の魔物が訪れた。


「さてさて、今回は人族らしき人影がお二方。最近は訪問者様が後を絶ちませんが、しかしながらやる事は決まって一つ」


 その魔物は、カゲハ達から2つ隣の樹の幹に降り立ち、両手をかざす。


「……本日の訪問の理由は伺いません。私のお役目は試す事に御座いますれば。――〈カハンの二球にきゅう〉」


 山羊頭の執事が作り出した2つの魔法陣から、銀色の球体が姿を現す。


「おっと、私はソルナーダと申す者に御座います。それではお話なども嗜みながら……よろしくお願いします」

「「ッ!?」」


 銀の二球が、2人を目掛けて飛び出した。


「ッ!!」

「くッ!? お、重い!」


 各々かなりの重量で襲いかかる銀の球を小太刀とカットラスで受け流すが、その手応えの重さに冷や汗を流す。


「リリア、私があいつを倒すまで持ち堪えてくれ。作戦は以上だ」

「……了解」


 魔物であろうとは言え、会話をする程の知性のある人型を斬れない自分が足を引っ張っている事実は嫌でも理解できた。


「では……くぞッ」


 刺すような殺気を放ち、音もなく瞬く間にソルナーダの眼前に現れたカゲハ。


「ッ!」


 そしてすかさず骨の頭蓋に上段蹴りを放つ……が。


「――おっとッ」

「……」


 カゲハの強烈な蹴りは、ソルナーダにより見事に受けられてしまう。


「……魔物が武術だと? 生意気な……」

「……こ、ここまでハッキリと吐き捨てられたのは初めてで御座います」


 ギリギリ届かぬ間合いにまで下がったカゲハは、両手を前に押し出すように構えるソルナーダを注視する。


「かつて、ここまで辿り着いた訪問者様方の中にこのような武術を扱う方がおりまして、真似をさせて頂いております。何でも守りに特化した構えなのだとか」


 話し始めたソルナーダに構わず、飛び出そうと脚に力を込めるカゲハだが、


「きゃあ!!」

「ッ!?」


 背後の水音と共に、リリアの悲鳴が響く。


「くぅぅ、えぃ!!」

「リリア!!」

「私はッ、大丈夫!」


 落下したリリアだが、すぐに体勢を立て直し、金属音を奏で始める。


「諦められた方が宜しいかと。どの道、ここまで踏み込んだあなた方はもう助かりません」

「……」

「あぁ、そうそう。あれは〈カハンの二球〉と言いまして。私、恥ずかしながらこの武術くらいしか取り柄のなかったもので、見兼ねた主人がこの魔法を授けられたので御座います」


 リリアに付き纏う銀色の球体。


 不規則な軌道を描き襲いかかるが、その重さや速さにもリリアは辛うじて対応していた。


 だが、


「……あなた様には〈カハンの二球〉は追いつけそうにありませんので、あちらの訪問者様に2つをお送りした次第に御座います」

「ッ!!」


 カゲハが蹴りを次々と繰り出す。


 時間の猶予はあまりない。


 リリアのカットラスの強度も心配だが、足元の悪いリリアがいつまで防ぎ続けられるかが最も不安だ。


 カゲハが小太刀越しに感じた重量から言って、一発でもまともに食らえば改造されたリリアと言えども戦闘不能は必至だろう。


「なんと! これは凄まじぃぃッ!!」

「フッ! ッ!!」


 執事服の内部が骨なのかどうか分からないが、何かが軋み砕ける音をさせながらも、苦痛を見せずに頭部や胴部分をガードするソルナーダ。


 手の平や肘、膝、足の裏、完璧とは言えないまでも巧みにそれらで蹴りを受け止めていた。


(初見の武術はやり辛いのもある。……だがそれよりも……どう言う事だ?)


 何故か有効打まで後一歩届かない。


 カゲハはこの魔物の受け方や反応から、ソルナーダ自身の武の腕前がそうさせているのでは無いだろうと予測していた。


「――我が主人の力ですよ」

「ッ、口数の多い! メェとだけ鳴いていろ!!」


 会話をしつつもカゲハの蹴りを独特の受け方で捌くソルナーダ。


「……あなた様の動きが手に取るように分かるのは、この霧の効果で御座います」

「ッ!!」


 かかと落としを見舞おうと振り上げたカゲハの脚だが、その時には既にソルナーダは半歩下がった後。


「〈ジュデルカの濃霧〉。この霧の中で動くものは全て主人に筒抜け。その感覚は下僕である私共にも共有されております」

「……」


 振り上げた脚をゆっくりと下す。


(事実ならば、ここまで誘い込む事など容易か。しかし厄介な……)


 背後の耳障りな金属音が響く度に焦りが募る。


 霧から直接動きを察しているからこその予見能力であった。


「お分かりで御座いましょう? これは実力ではなく、主の力の差なのです」


 カゲハの殺気が膨れ上がる。


 何が引き金になったのか察せないソルナーダだが、構わず続ける。これまでの中にもこのレベルの訪問者はいるにはいたからだ。


 なのでいつものように訪問者とお喋りを満喫する。


「我が主人モリー様は言うなれば、生きる魔術書なのです。遥か昔の絶大な魔術をいくつも扱う、魔術の化身。定命の者などが軽々と手を差し伸べるなど不遜。そうではありませんか?」

「……」


 訪れる者の滅多にいないカース湿地帯で、数少ない会話の機会を楽しむ。


「ホッホ、あのお連れの訪問者様が力尽きるまで、私はそれまであなた様の美脚を受け止めるのみ。ホホホホホ、……おっと失敬……紳士の仮面がズレてしまいました。……ですがこの窮地を脱するくらいでなければ、とてもとても……。主人の元へはお連れできません」

「うっ!!」


 カゲハの後方で、リリアの避けた銀球が樹を薙ぎ倒す。


 早くも受ける握力に限界が近付いているのだ。


「おやおやおや、どうやら思いの外早く――」

「――骨の分際で、よく回る舌だ」


 ソルナーダの言葉を切り捨てる。


「主の差と言ったか。ならば私に負けは無し。私は既に、神よりも素晴らしき主を得た。たかだか湿地に棲まう魔物如きとは比ぶべくもない」


 狂信者のような物言いで両手を広げ、力強い光を瞳に宿してカゲハは語る。


「……それはそれは――」

「――あの御方の教えは導き。勝利への一本道。正しく真理なり」


 尽くソルナーダの言葉を切り捨てるカゲハがマスクを外しながら、小太刀を骨の山羊頭の中央……その眉間へと投擲する。


「おやおや物騒――」


 霧により察知し、すかさず顔を傾けて避けたソルナーダが次に視認したのは、身を屈めて珍しい構えを取るカゲハ。


 獣のようで、今にも駆け出しそうな構えである。


「――《絶影》」


 主人の教えを活かせる場が訪れた事に、カゲハは笑っていた。



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