Roads to feel

Roads to feel

世の中に選択肢がなければ人生なんてとても簡単だ。

でも選択肢がなければとてもつまらないものになってしまうのも事実だ。

だから人間は少しでも選択肢を増やそうとする。

それも無意識の間にやっている事がほとんどだ。

この道を歩いていけば必ず目的地に辿り着ける。

しかし、もっと面白い道があるんじゃないか、もっと早くそこに辿り着ける道があるんじゃないかと、常に新しい道を探してしまう。

当然、そこには道がある。

そして、苦悩する。

どちらの道を歩もうか・・・。

考えているうちにまた新しい道を見つけてしまう。

悩みは増えてゆくばかりだ。

それぞれの道をよく見てみる。

左の道が一番歩きやすそうだ。

でも人から聞いた話では真中の道が一番早く目的地に辿りつけるらしい。

自分自身は右の道に一番引かれてしまう。

目で見るものよりも、耳で聞くものよりも、自分が感じるものに進むべきだ。

そう、感じるものがすべてなんだ。

選択肢が多いこの世の中で信じられるのは自分の感性だけだ。

目をつぶって耳を閉じ、素直に自分を感じてみれば良い。

そうすれば進むべき道は一つだけだ・・・。

もう迷う事も悩む事もない・・・・・・。