第2-2話

 そんなこんなで街に続く道を進むこと2時間。やっと街が見えて来ましたよー。


 もう全く、開くならもうちょっと近くで開いて欲しいものだよ。近かったら体からゴキゴキッて音がするほど体が固まることなんてなかってのにさ。まあ、そんなこと言ってもしょうがないけどね。それに、もう門の前まで来たしようやくふかふかとまではいわないけど、ベッドで寝れるんだからマイナスのことを考えてらんないよ。


 さて、到着!それでは街に入りましょう!そして、次はどの街に行くかを決めないとね。


 あ、リンネル起こさないと。
















 さあ、街に入ったはいいけどなんかさっきの光景と違いすぎてリンネルと2人で呆然としてる今日この頃。て、そんな茶番は置いといて。いや、これはちょっとね。


 初めて街に入った時と同じように賑わってるのおかしくないですかね?さっきまで皆さんどこかに送られませんでしたっけ?なんでこんなに賑やかなんですかね?


 まあ、別にそれはいいとして(よくはないけど)、この街に来るの時にも思ってたんだけど全然魔物に出会わないんだよね。まあ、そんな頻繁に出会っても問題だけど、そうゆうものなのかな?ダンジョンとかは別として。


 はあ、これじゃレベルが上がらないじゃないですかー、MPも増えないじゃないですかー。これなんて鬼畜ゲー?


 とりま次の街選ぶついでに近いダンジョンでも探しますか。




 そういえば、レベルって言ったと思うけど想像している通りステータスがあります。ありますって言ってもこの世界に元々住んでいる人達は見れないんだけどね。見れるとしても専用の道具とか必要で、その専用の道具がまた高いんですよこれが。


 まあ、これにも例外があって、その1!鑑定ってスキルを持ってる人達!


 鑑定ってスキルはレベル制で(レベルがないスキルもあるけど)最初は名前しか見れないけどレベルが上がっていくにつれて色々見れるようになるだけどレベルは上がっていくにつれて上がりにくくなっていくからMaxレベルまで育てられる人は少ないらしい(ワルペディアから参照)




 その2!転生者or転移者(勇者とか)!


 まあ、これはこの世界に来る前に転生、転移を司る女神(ニューベルトさんの部下で私の部下でもあるらしい)がステータスを授けるらしく、それプラス、その人にあったスキルもくれるというお得セット!ということでその2終わり!




 その3!魔王!


 魔王はまあめんどくさいんで魔王の説明がいる時にします。はい。




 最後!わ・た・し!


 まあ、私はステータスっていってもスマホで見れちゃうから例外中の例外だけどね。


 さてさて、ここでステータスがどうゆうふうに表示されるのかどんどんっ!と発表します!




 ステータス


 真名:雨音 美咲


 性別:女


 種族:不老不死


 レベル:2


 職業:管理者(ナイアーラトテップの部下)


 基本属性:火・水・風・土・闇・光


 特殊属性:時空


 MP:10


 STR:30(300)


 VIT:20(300)


 INT:10(300)


 AGI:30(300)


 DEX:10(300)


 LUC:10(10)


 スキル


 魔刀術Lv1・脚力強化Lv3・腕力強化Lv2・火魔法Lv1


 水魔法Lv1・風魔法Lv1・土魔法Lv1・闇魔法Lv1・光魔法Lv1


 超再生


 ※( )内の表記は戦闘時のものとなります




 とゆうふうなゲームのステータス仕様となっています。HPがないのは私が不老不死だからかな?え?職業の欄に変なのが混ざってる?HAHAHA、何をおっしゃるウサギさん。変なのなんて混ざってないよ?クトゥルフ神話の邪神の名前なんて書いてないよ?それは幻覚だよ?私も最初は驚いたけど気のせいだよ?どうせニューベルトさんの同僚の人が遊び半分でやったんだよきっと……。




 はい、現実逃避おしまい!もうこのことは見なかったことにしよう。あと、戦闘時とかなんかよくわからない表記もあるけど走る時とか最近でいえば馬車引く時とかにも反映されてるような気がするのは気のせいかな?かな?
















「美咲よ。さっきからずっと黙って何を考えているか分からんがとりあえず宿に戻らんか?さっきから目立っておるのじゃが」




「ねえ、リンネル。目立ってると思うから目立つんだよ。だからね、目立ってないと思えば目立ってないんだよ」




「うむ、とりあえず美咲の頭の中がお花畑とゆうことがわかったからそれでええかの。それと、美咲は慣れてくるとたまにウザくなることが分かったのじゃ」




「私もリンネルは慣れると口が悪くなるってわかったよ。まあ、それは置いといて宿に戻ろっか。宿に戻ったら何か食べる?」




「そうじゃなあ……、また大盛りにでもして食べようかのう」




 はい、大盛り決定でーす。今日から大盛りで食べるのがデフォになりそうです。お金がかかること間違いなしですね。お仕事頑張りましょう……。
















 はい、宿に到着!ただいま夕方でございます。


 いやー、それにしても宿に着くまでにこんなにかかるとは、誰が予想できたか。そもそも宿に行く道を忘れるは、リンネルが途中でめっちゃ買い食いするは、私は本屋見つけたから本屋に直行して本を買い漁るはで、時間かかるしお金の消費が急降下ですよ。


 でも、そんなことは気にしない。だってやっとベッドで寝れるんだから!それに本もいっぱい買ったからベッドで横になりながら読めるなんてことも出来ちゃう!眠くなったら寝ればいいし眠くなかったらオールすればいいだけの話だからね。


 さてさて、宿に入りましょう!そうしましょう!




「いらっしゃい。新顔のようだけど今はあいにく部屋は空いてないんだよ。他を当たってもらえるかい?」




 はて?このオバチャンは何を言ってるのかしら?オバチャン頭おかしくなっちゃったのかな?




「あの、私たちここに泊まってるんですけど。それに、受け付けしてくれたのもアナタなんですが」




「?おかしな事を言うお嬢さんだね。うちに泊まってるだって?それも受け付けも私がした?ははは、冗談も限度ってもんがあってね、それを超えたらダメなんだよ。わかったら他を当たんな」




「……わかりました。失礼します。行こうリンネル」




「うむ、わかった」
















 むぅー、まったくどういうことなんだってばよー。オバチャンは私たちのこと知らないって言ってたけど、嘘を言ってるようには見えなかったし私たちのこと忘れちゃったのかな?


 うーん、私たちのことを忘れるようことなんてあったかな?昨日って言っいいいのか分からないけど昨日と朝に会ったぐらいだから忘れちゃったのかな?でも、そんな簡単に忘れるわけないだろうし……。


 うん、考えるのめんどくさいし飽きたからやめよう!とりあえず今は新しく宿を見つけないとね!見つけないと寝るところないしね!




「とりあえず新しい宿見つけないと行けないけど二手に分かれて探す?」




「そうじゃな、二手に分かれた方がはやく見つかるかもしれんな。して、待ち合わせ場所はどうするんじゃ?」




「待ち合わせ場所か〜。うーん、街の真ん中にある噴水がある広場とかはどう?」




「わかりやすくて良いの。時間は昼過ぎぐらいでよいかの?」




「オッケー、昼過ぎぐらいね。それじゃあ、私は東側から探しに行ってくるね」




「うむ、わかった。儂は西側から探すとするかのう」




さて、新しい宿見つかるといいんだけどなー。見つかんなかったら冒険者ギルドに行って泊まれないか聞いてみよっと。私、一応冒険者だしね。
















「すいませんが、ただいま全部屋埋まっておりましてほかの宿を当たっていただいてもよろしいでしょうか」




「わかりました。ありがとうございました」




やっぱり全然見つからない、これで5連敗だよ。なんで埋まってるのかな?これじゃあ柔らかベッドでぐっすり眠るという私の計画が台無しだよ。


はあ、あとは高級そうな宿っていうかホテルしかないじゃない。今どれくらいお金持ってるか知らないけどホテル代が高いとリンネルの食事代が出せなくなるんだけど、リンネルの方にかけるしかないかな。どうか安くていい宿が見つかりますように。

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