思いは一つ。

泡沫 希生

一つの思い。

もう少しやったらコーヒーでも飲もう。

うーんとのびをして体を動かす。

何だか自分の体じゃないみたいに固い。

もう少し運動した方がいいんだろうなー。

しごとから今は離れられないしなー、

たいへんな時期だから仕方ないよね。

くるくると手を回しまたキーボードに置く。

なんだか今日は上手く作業進んでるし、

いい調子だからまだまだ頑張ろう!


好きではじめた仕事なんだから、

きつい作業がきても平気平気。

なれてきたところだし、

これからもやり続けることになるんだし、

ときがたつのを忘れるくらいに頑張ってる。

好きな仕事に就ける人なんてそういないから

きっと、この仕事に就けた私は幸せだよね!

なんなら鼻歌を歌いながら作業できるよ?

だけどそんなことしたらさすがに周りの人に

けげんな顔されちゃうし迷惑だよねー。

しずかに楽しくやらないとだねっ。

たのしいな、本当に。

いい仕事につけて良かったよ。


しーんと静かな空間でひたすら手を動かす。

ごごの休憩にはまだあと少し早いから。

とんとん音をたてて打つ手を進めちゃおう!

がめんを見つめながら心の中で鼻歌しつつ、

いい調子で私は今日も楽しく仕事を、

やっています!


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

思いは一つ。 泡沫 希生 @uta-hope

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ