終章5節への応援コメント
一気に最後まで読ませていただきました。
史実に書かれているものと、実際の出来事との間。流れていく時の中で必死に生きていく人々。物語の中の人々の思いが苦しいほどに伝わってきて、圧倒されました。
...言葉ではなかなか表せませんが、この物語に出会えて良かったです。
私も気になっていた姉姫のその後は別の物語になっているのですね。嬉しい。
心揺さぶられる物語を読ませていただき、どうもありがとうございました。
作者からの返信
沢山の応援とコメントをありがとうございました。
とても嬉しく拝見しました。
本作は沢山のテーマを内包していますが、そのうちの一つが「史実は人の気持ちを伝えない」です。
史実として伝えられている事柄自体は何一つ間違ってない。間違って伝わっているわけではない。
でもアイラとカイルを始めとした、沢山の人たちの気持ちをくみ取ると、真実はかくもやりきれないものとなる。それごこの話が描きたかったことの一つです。
それがかわの様の胸に刺さったとのならば、書き手冥利に尽きます。
ありがとうございました。
オフェリアのことは、事の起こりとして必要なのだけれども、どうしても本編では最後まで書ききれなくて、そのままになってしまいました。
番外編では、ちゃんと彼女の人生に決着をつけますので、お付き合いいただければ幸いです。
終章5節への応援コメント
遅くなりました。
最後まで拝読させていただきました。
やはり流れるような文章が美しいですね。
最後は私の想像していたものとは違いましたが、なるほどと納得しました。
今度こそ連れて逃げればよかったのにと思いながらも、二人が出した結論なのだと思うと切なくなりますね。
カイルワーンは精神的に疲れて、最後に旅先で死んだと暗に書かれていますが、二人分の生をもう少し生きて欲しかったかなとも感じました。
最後に、誘拐された姉があの後どうなったのか、未だにものすごーく気になっています!!
作者からの返信
草沢一臨様
コメントありがとうございます。そして本作に対して、沢山の応援を本当にありがとうございました。
作者冥利に尽きます。
あの結末については、賛否両論あると思っていますし、多分ああなると思っていた方の方が、少数派なのではと自覚はしています。
この物語はこの結末ありきで構築されていたので、どうあってもそこが動かなかったのですが、実は作者自身も二人で逃げてほしいというのが本音でした。
でもあの結末にしか辿り着けないこと、それでも自分の人生に誇りを持って生きた二人に愛惜を感じていただければ、作者としては何よりです。
カイルワーンがあの後どうなったのか。その本当のところは、読者の皆さんにお任せいたします――と本作を書いた頃は言っていたんですが、実は番外編で真相のかけらを少し記しています。
そしてオフェリアですが、彼女の物語はすでに記しています。
本サイトの方では公開していますし、もう少しでカクヨムの方にも転載できると思います。
よろしければまたお付き合いいただければ幸いです。
終章5節への応援コメント
泣きました。
作者からの返信
ありがとうございます。本作にとっては最上の褒め言葉と思います。
胸の中に何かを残せたなら幸いです。