第3話 少年ジャンプ研究会

月曜日の朝が憂鬱だなんてことを言うヤツがいるが、なんつーかイミが分からない。この俺、『御剣大知』に言わせれば月曜日というのは一週間の内で最も素晴らしい日である。あんまり待ち遠しくて毎週朝の四時には目が覚めてしまうくらいだ。

 ――なぜなら。

(おっ。あったあった)

 今週も通学路の途中にあるセブンイレブンに足を踏み入れると、毎週月曜日発売(一部地域では火曜日発売。厳密には月曜日発売なのが一部地域であるらしい)の彼はレジ横で俺を待っていてくれた。

 その彼とは、そうもちろん。週刊少年ジャンプのことだ。

 高校一年生になった今でも俺と彼とは大親友である。

(今週はダブル新連載かあ。楽しみだ。楽しみすぎる)

 腰をかがめてそいつを手に取ろうとした――が。

(ん?)

 障害物――ってゆうか人がいて手に取ることができない。少々イラっとしたので、『オラア! 月曜日の朝にジャンプの前で突っ立ってんじゃねえぞ! どきやがれコラ!』くらいのことでも言ってやろうと思い、そいつを睨みつけた――のだが。

(……うっ!)

 そいつはなんというか。一言でいってやべー見た目をした女だった。

 炎のように真っ赤なシャギーの入った長い髪。服装は上下ともに金色のジャージ。要するに往年の名作ジャンプ漫画『コブラ』のアタマとカラダのカラーを逆転させたような格好をしていた。それにこのギラギラと人を刺すような目付き。身長もかなりデカイ、一七〇センチ以上はあるだろうか。すらっと足が長くスタイル抜群、顔立ちも整っていて美人であると言えなくもない。だが。こいつをナンパする男はまずいないであろう。

 漫画一筋一六年、一介のオタクである俺にそんな宇宙海賊みたいな女に「どきやがれ!」などとホザく度胸があるはずもなく。

「アノ……スイマセン……ジャンプカイタインデスケド……」

 消え入るような声でそう呟くと、その人は意外にも(?)快くその場をどいてくれた。

 俺は素早く一冊を手に取る。

(はああああ……良かった……もし買えないようなことがあれば死んでしまうところだった。あいつらにも顔向けができんしな)

 安堵の溜息をつきつつ、俺は少年ジャンプをレジに持っていく。

 女はじーっとこちらを睨み付けていた。


(ふむ。あの男の子なかなかいいな。ちょっと尾行てみるか)


 そんなわけで。無事月曜日朝の日課をこなしてコンビニを出た。

 思わず一人ごとが口をついて出てくる。

「ふーう。なんだったんだろう。あの逆コブラ女」

「うん。相当なインパクトがあったね。熱狂的なコブラファンなのかな?」

「お笑い芸人のカズレーザー(※1)の女バージョンか。危ねーヤツだ。でもちょっと美人だったな」(米印がついている用語には巻末に解説があるので合わせて読んで欲しい)

「へえ。キミはああいう美人でシャープな感じよりもっと可愛らしくてムチムチした女の子が好きなのかと思っていたよ」

「まあ基本的には――――って」

 俺は後ろを振り返った。

「純。ぬるっと独り言に参加してくるのは辞めろと言っているだろう」

 そいつはなにが楽しいのかニコっと満面の笑みを浮かべた。

 栗色のサラサラヘアー、細身の体型に真っ白な肌、涼し気な目元、楕円形の黒縁メガネ。

 ジャンプ漫画の主人公のライバルキャラによくいるようなクールで中性的な、いやだいぶん女性よりな美少年である。

 名前は松笠純。こいつのことはジャンプで『タカヤ-閃武学園激闘伝説-』や『みえるひと』、『ユート』、『カイン』などの連載が始まった頃、すなわち三歳のときからしっている。

「クールなライバルキャラ? 僕は全然クールなんかじゃないよ。キミのその髪の毛ツンツンにした感じはジャンプの主人公っぽいとは思うけどね。名前も『御剣大知』なんていかにもそれっぽい。あとさ。僕とキミが出会った二〇〇五年のジャンプで始まった連載といえば普通は『魔人探偵脳噛ネウロ』とか『べしゃり暮らし』とかになるんじゃないかな?」

「おまえ……今俺の心を読んだか……?」

「いや。キミが例によって心の声をだだ流しに垂れ流していただけだよ」

 俺は思わず立ち止まって頭を抱えた。

「なぜこのクセ直らぬのだ……」

「そりゃあ完全に漫画の読み過ぎ、アニメの見過ぎだろうね。心の声がビジュアル化されることが体に染みついちゃってるんじゃないの?」

「なんだそれ怖いわ……」

 そんな人間は聞いたこともない。だがそうでないとは否定しきれない。

 恐怖に震える俺の肩を純はポンポンと優しく叩く。

「まあいいじゃない。キャラ立ちってことで。そんなことより早く学校に行こうよ。今日は『部活』の『朝練』の日でしょう?」

「ああ……そうだったな……涼のヤツも待ってるし」

 俺は『ライバル』である松笠純と仲良くイチャイチャしながら学校へ向かった。


(ふむ。友達もなかなか面白いヤツだな)


 われわれが所属している部活動は『少年ジャンプ研究会』。昔ジャンプで『ノルマンディーひみつクラブ』という作品があったが、アレと同じような活動をしていると思ってくれてよい。

「誰に言ってるの? それに普通の人はノルマンディーひみつクラブを知らないと思うよ?」

 などと考えながらやや早足で廊下を歩いていると――

「――っ!」

「きゃああああああああ!」

 なんと!

 曲がり角にて、パンを口に咥えて走ってくる人物と正面衝突した!

 少しクセのあるライトブラウンの髪の毛をポニーテールに結んだ可愛らしい女の子。

 床に尻餅をついた彼女のパンツはいちご柄であった。

(これは――! ジャンプに限らずありとあらゆる漫画で使い古された黄金パターン!)

 これが俺にとって運命の出会いとなった。

 俺の学園生活はこれをきっかけに一変――――――するようなこともなく。

「なんだ。涼かあ」

 その女の子――早乙女涼は慌ててパンツを隠した。

 出会いどころか彼女のことは小学校四年生の頃、すなわち『パジャマな彼女』や『戦星のバルジ』が連載していた時代から知っている。出会いのきっかけもそれほどドラマチックなものではない。絵が上手い転校生がいると聞いて自分で立ち上げた漫画クラブにスカウトしたというものであった。

「だ、大ちゃん! なんだってなんだよ~。……いてててて」

 従ってかれこれ七年くらいの付き合いになる。彼女はそのころからなにも変わっていないように思われる。身長がぶっちゃけ伸びていないというのもあるが、なによりその無邪気な表情や柔らかい雰囲気が初対面のときの印象と全く同じだ。

「大丈夫か? 立てる?」

 そういって手を差し出すと。

「あっあっ……うん……立てるっちゃ立てるかな……? ありがとう」

 涼は顔を真っ赤にして遠慮がちに俺の手を掴んだ。

 ふわふわと柔らかい感触とカイロのように暖かい体温が伝わってくる。

 ……涼ってやっぱり可愛いなあ。

 そんなことを考えていると。

(背中に視線――)

 これはもしかすると俺の気のせいなのかもしれないが。

 いつの頃からか。俺と涼が会話をしていたり、こうして触れ合っているときに、ときおり純からの強い視線を感じるようになった。

 俺は涼が立ち上がったのを確認するとその手を慌てて離す。

 彼女は少々戸惑った表情で俺を見た。

 なにか罪悪感のようなものを感じて涼から目を逸らすと、

「涼ちゃん大丈夫?」

 純が穏やかな笑顔で涼に語り掛ける。

「う、うん。ありがとう純くん」

「いまどきパン食べて走るとかベタベタだね。でも涼ちゃんのそういう所好きだよ」

「ははは。寝坊しちゃってなおかつ、ものごっつお腹空いてたからさ」

「でもこういうときの王道は食パンじゃない? コッペパンはイメージないなあ」

「そうやねー。次回からそうするよ」

 純は涼とのことついてなにかを言ってくることもないし、俺にキツく当たるようなこともない。涼に対してもいつもこんな風に自然な態度で接している。

(ううむ。ヤツはなにを考えているのだろう)

 目下の悩みのタネである。


(なるほどなるほど。甘いずっぱいねえ。青春だねえ)


 我がノルマンディーひみつクラブ……じゃなくて『少年ジャンプ研究会』は元々茶道部が使っていた部屋を部室として使用している。従って。我々の居城は和室である。畳が六畳分敷かれたこじんまりとした部屋。真ん中には丸いちゃぶ台がひとつ、その周りにONEPIECEの座布団、いちご100%の抱き枕、それから俺の持ち物である超激レア品・地獄戦士魔王(※2)のクッションが置かれている。

 部屋の奥には部屋のせまっくるしさ、レトロ感とは不釣り合いな巨大な本棚が置かれていた。中に収められているのは少年ジャンプのバックナンバー、それから背表紙に『Jc』と書かれた単行本たちである。

「さーて。それじゃあ朝練を開始するかあ」

「おー」

「待ってたよ」

 そして。われわれは文科系の部活にも関わらず毎週月曜日には『朝練』を行っていた。

 活動内容は――

「そりゃ! 今週のジャンプは新連載二本立てだってよ!」

「げきあつ!」

「楽しみだね」

 そう。ジャンプの回し読みである。それもただの回し読みではない。プロの回し読みだ。

「じゃあ行くぞー。純。いつもの通り頼む」

 純がジャンプの背表紙側を両手でしっかりつまむようにして持つ。それから。

「えーとこっからここまでは純の分になるかな? じゃあいくぞー」

「OK!」

 俺はページを親指とひとさし指できっちりと挟みこむと、

「そおおおおおおおおおおいいいいいい!」(※3)

 咆哮と共にページを破りとった。

 ページのちぎれやシワなどは一切ない。機械で切り取ったかのように完璧な裁断具合である。

「そおおおい!」

「そい!」

「そおおおおおおおおおおおおおい!」

 それを九回ほど繰り返し、ちぎったページを三つの山に仕分けた。

「えーと。これが俺の山、こっちが純の山、そんでこれが涼の山な」

 これは我々が小学生の頃、三人でお金を出しあって買ったジャンプを誰が最初に読むかで、取っ組み合いのケンカになったときに編み出した苦肉の策である。

 名づけて『ジャンプ・セパレーション』。

 一冊のジャンプを同時に読み進めることのできる優れた技術だ。

 本を粗末にするなという意見があるかもしれないが、我々はこうして解体したジャンプをあとでキレイに元に戻す技術も持ち合わせている。試しにまんだらけ(※4)で解体・結合したジャンプを売ってみたことがあるが、新品と変わらない値段がつけられた。このことからも我々の確かな技術力を伺いしることができるというもの。

「よーし。読むぞー」

 まあもちろん。高校生となった現在ではみんな毎週ジャンプを買うくらいの財力はある。たがこうして回し読みをすることが俺たちの友情、長年培ってきた絆の証であるのだ。


(ははは。面白いこと考えるな。そして無駄にすごい技術だ)


 そしてこの技術が有用であるのは、われわれ三人が優先して読みたい「推し漫画」の傾向が異なるということも要因のひとつである。

「おっ。ワンピースがセンターカラーかあ」

 純が好きなのは今でいうワンピースやヒロアカ、昔の作品で言えばドラゴンボールなどいわゆる王道バトル漫画。

「おー今週の幽奈さんの扉絵もいいなー」

 涼が好きなのは今連載しているものでいえば『ゆらぎ荘の幽奈さん』、過去に掲載されていたもので言えば『TOLOVEる』『いちご100%』などの昔から必ずひとつはあるエッチな漫画。

「違うよー! ラブコメだよ! ラブコメ! えっちなのが好きなわけじゃないし!」

「涼ちゃん。いちご100%の水着抱き枕に座って言っても説得力ないよ」

「まあ……セクシーで可愛い女の子が好きなのは否定しないけど」

 そして。この俺が愛するのは。

「ううむ。この漫画は素晴らしい。『短編レジェンド』作品として後々まで語り継がれる匂いがプンプンする」

「ねえ。大知。それってディスってない?」

「なにい!? なぜディスっていることになるのだ! 純!」

「だってそれって打ち切られそうってことでしょ?」

 俺が愛するのは『短編レジェンド』作品。

 残念ながら短期で連載が終了してしまった作品たちだ。

 ……非常に不本意ながら純のように『打ち切り作品』などと呼ぶ輩もいる。

「大ちゃんってなんでそんなにその……短編レジェンド作品が好きなの?」

「そりゃあオマエ……わずかな期間で終了してしまうというのが儚くて美しいからだよ」

 涼はわかったようなわからないような顔。

「わからんかなあ? 例えばちょっと前に『ラブラッシュ』というエッチな漫画があっただろう?」

「エッチ漫画ではないけど。うん。あったね。大好きだった」

「あれが短期で連載終了したときどう思った?」

「そりゃあ……悲しかったよ。毎週楽しみにしてたのにって」

「だろう? 俺はそういうせつなさ、悲劇性、寂寥感、わびさびを愛するというわけだ」

「あー。分からなくもないけど」

「それに。急な連載終了に伴うムリヤリな終わらせ方が『ソードマスターヤマト』(※5)じゃないけど異常な面白さを醸し出す場合もあるしな」

 などと熱く語る俺に純が水をぶっかける。

「僕はその感覚全然わからないけどね。面白い漫画は長く続いてくれた方が嬉しいじゃん」

「だよねー。私も幽奈さんが長く続いてくれて嬉しいし」

「て、てめえら!」

 俺はちゃぶ台をぶっ叩きながら立ち上がった。

「なんにもわかっちゃいない! 短編レジェンドのことを!」

 そして肺に空気をパンパンに詰め込んで一気にまくしたてる。

「いいか! 短編レジェンド作品としてまずは必ず押さえなくてはならないのは『BAKUDAN』だ! これは『魁! 男塾』など既にヒット作を飛ばしていた宮下あきら先生のボクシング漫画だが、主人公がけっこう苦労してプロテストに合格したと思ったら、次の回で一コマに一人づつ強敵を打倒してゆき、たったの一話で世界チャンピオンになるというとんでもない最終回を迎えた作品である! さんざん因縁がある宿敵・鷹条ユウキを一ページでKOしたシーンはまさに伝説! ちなみにその前に倒した敵のリングネームは「アニメ慢太郎」「エセロック・野郎」「ボッタクリズシ・親父」「バブル・銀行」の四人! 秀逸すぎる! まさに人間がヤケクソになったときに発現される恐ろしいセンスが凝縮されていると言ってよい! あとはこちらも絶対抑えなくてはならないのが『武士沢レシーブ!』だ。『すごいよ! マサルさん』や『ピューっと吹くジャガー』などの作品で知られている天才ギャグマンガ家うすた京介先生の作品だがわずか二十週で打ち切られてしまった。しかし! その最終回はまさに圧巻! 敵との最終決戦に挑むキャラクターがいきなり『今週やること多いんだからな!』とか『ページおさまらないよ』とかメタセリフを言い出したかと思ったら突然、戦闘が全てダイジェストになり、あげくの果てに『年表』の形で主人公とテキの八年に渡る闘いをわずか一ページに収めやがった! そして最終頁。主人公がコンビニの店員として働いていたラスボスと再会を果たすシーンはなぜだかたまらない涙を誘う……。あの天才をして『実力以上の奇跡』と自己評価させるほどの凄まじい面白さだ! 絶対に読む必要がある! あと比較的最近の作品だが『タカヤ』も欠かせないな。この作品はなにせヒロインが主人公に後ろから抱きついておっぱいを当てながら言い放ったセリフ「あててんのよ」があまりにも有名だが、後半の暴走っぷりも見逃せない! 途中までは学園格闘モノをやっていたと思ったらどういうわけか突然今流行りの異世界転生をして、そこからわずか一巻で連載終了。最後のページに書かれた『THEENDォオ!!』『よっしゃあああああツッ』の描き文字はなんとも言えない悲哀とおかしみを誘うぞ! あとは『ロケットで突き抜けろ』。これも素晴らしい作品だ。突き抜けるような勢いのあるストーリー展開となぜかところどころに書かれている『LIVELIKEROCKET』という書き文字がなんともいえず味があるのだが、なにより面白かったのは巻末の作者コメントだ。新人のクセに『夏の夕方って好き。あのジメジメした感じが妙にエロチックだと思いません?富樫先生』などと大先輩に語り掛ける大物っぷりには全ジャンプ読者がぶったまげたぞ! そして最終回の際に残したコメント『痛みを知らない子供が嫌い。心を失くした大人が嫌い。優しい漫画が好き。バイバイ』はまさに名文。まるで遺書みたいな文面だが別の雑誌で『ソムリエール』というヒット作を残して漫画家と成功したというのは嬉しい限りだ。個人的には『ハナカク』という女子総合格闘技漫画も好きだな。あとは『LIGHTWING』。この作品も短期に終わってしまった作品ではあるが、そのあまりの独特なセリフ回しにライトウインガーと言われる熱狂的ファンが――――――――――」

「わああああ! 長い! 長い! 大ちゃん長いって!」

「また始まったよ。大知のコレが」


(ははは。やっぱりアイツ面白いな。そうかこんな形のジャンプファンもいるのか)


 ともあれ。我々は今週号のジャンプを読破した。

 解体してしまったものをきっちり元に戻して、ひとしきり感想を語りあったのち。

(さて……出会いがあれば別れもある……)

「えーみなさん。今日は月末ということで――」

 そういって俺は本棚に入っているジャンプの内、最も古株となる四冊を取り出した。

「見ての通り。我々の本棚は既にパンパンです。従いまして。全てのジャンプを取っておくわけにはいきません。お別れをする必要があります」

 純と涼はぎゅっと目をつむった。

「では最後の再読を行いたいと思います」

 俺たちはおのおのちゃぶ台に置かれたジャンプを手に取った。

「ああ。『歪のアマルガム』が終わった号か。線香花火のように儚く美しい漫画であった」

「この号のワンピースは本当に面白かったな。最終ページの煽り文も秀逸」

「幽奈さんのカラーページさいこう……。ねえ。永久保存版にするわけには……?」

「ダメだ。みんなで決めたルールだろう」

「ううう……ごめんね……必ず単行本買うからね……」

 俺たちは涙ながらにボロボロのジャンプを読みじゃくった。


(こいつら……。なんというジャンプクレイジーだ! 素晴らしい! やはりこいつらをスカウトするしかない! さてどうやって接触したものか)

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