第6話 Reunion(再会)
なんだか聞き覚えの声が、僕へ聞こえてきた。
その声の主は、飛行機の隣の席に座っていた山田だった。
山田「酒井さん、偶然ですね。飛行機の中ではいろいろとありがとうございました。」
僕「奇遇ですね。また会えるとはね。なんだか旅って感じがしますね。無事に空港からホテルへ到着したんですね。山田君も旧市街地の散歩ですか。山田君はどこか観光しましたか?」
山田「まぁ、そんなところです。まだこれといって、どこか名称に行ったわけではないですね。ホテルに着いたらなんだか、部屋にいるのがもったいなくて、それとおなかがすいちゃったんで、ベトナムのフォーを食べちゃいましたよ。それに、まだまだ陽が出ていますからね。」
僕「ぼくも、つい先ほどフォーを食べちゃいましたよ。フォーはベトナムの国の味って感じですからね。ところで山田君は、ホアンキエム湖の観光の後は、今からどこへ行く予定なんですか?」
山田「まったく考えていなくてガイドブックを見ていたら、ホアンキエム湖の近くにセント・ジョセフ教会、通称ハノイ大教会があるみたいなので、そこへでも行ってみようかを思っているんですよ。せっかくですから、酒井さん、一緒に行きませんか?」
僕「いいね。僕も夕食までどう時間を使おうかなって思っていたんだよね。それじゃ決まりですね。旅は道ずれってことで、一緒にいきましょうか」
Together(一緒に)
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