8日目

「そういや、デイビスは、どこにいるんだ?」

「はい、デイビスは、ここから西に900㎞にある、焔の竜谷を越えた所にある城、通称、ドラゴンズキャッスルにいると思われます」

「ひとまずは、そこを目指そう」

【おい、】

「なんだよホルス」

【ホルスみたいなお人好しと一緒にするんじゃねーよ】

「じゃあ誰お前?」

【俺は、側近が一人、アンカー、姿は麒麟だ】

「お前、俺に力を貸してくれるのか」

【まぁ、神装が使えるようになったらな】

「神装ってなんだ?」

【神装は、俺たち、神獣の力を体に纏い、能力を使うことができる】

「どうやったら、使えるようになる」

【そうだな、ホルスを出せ、そしてそいつの魔力を自分に纏わせるように】

「わかった。ホルス。」

魔力を集中させるとホルスが光りだした

【使えるようになったのか】

    ‥‥‥‥神装、炎神焔‥‥‥‥

「できた」

「技をためしに使ってみる」

  【ゴッド・エクリプス】

「これなら、デイビスに勝てる」

【いいや、勝てない。勝つには、神獣すべての能力を一つに纏う、完全神装を使えるようにしろ、もしくは、覇王メグルスの神装を、出来るようになってくれ」

      ‥‥‥‥王国にて、‥‥‥‥‥

「国王、緊急事態です。東より、竜が、接近してきています。」

「色は」

「黒の竜です」

「この国いる、優れた剣士と魔法師を連れてこい、あとハルヒコとアイリスに帰還命令を。そして、国に対して非常事態を発令する」

「ハルヒコ、お父様から連絡が、帰還命令です。黒い竜が接近中です」

【黒い竜だと。それは、ヤバいぞ。】

「デイビスか」

【いいや、違う。魔王ディアボロスの能力、竜化だ。お前らが国に戻っている間に神獣を全員俺が集めとく。早く戻れ】

「わかった」

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