7日目

「デイビスという男の特徴はわかりますか?」

「黒いマントを着ていて、赤い眼をしていました」

‥‥‥‥町外れの家‥‥‥‥

「どうした」

「報告です。この街に、悪魔の鏡を持った人間が、現れました。」

「やはり、現れたのか。その内、見つけてくるだろう。」

「どうするんですか、デイビス様」

「黒獣をおいていく。我々をこの街を出て、城に戻るぞ。」

「はい」

‥‥‥‥ゲート‥‥‥‥

「ドラゴンズキャッスルへ」

【巨大な魔力が、あの家から】

「よし、行ってみよう」

「ドアが開いてるわ」

「なに、これ。」

「黒獣‥‥‥」

  【私を出せ❗早く❗】

「なんで、そんなに急いでいる」

 【あれは、ただの獣じゃない、デイビスの恩恵を受けた神獣】

「わかった」

‥‥‥‥ホルス‼️

【ゴッド・フレイム】

辺り一面が焼き消えた。 これは少しやりすぎだろ。

「デイビスは相当ヤバい奴なんだな」

【いや、デイビスはまだかわいい方だ、奴と同等の存在が私を入れて、9人、それを越える存在が二人。】

「デイビスより、上の存在は、誰なんだ?」

【一人は、覇王メグルス。もう一人は、魔王ディアボロス、この世界を滅ぼしかけた存在だ】

すると、頭の中に、ある声が聞こえた

‥‥わ‥‥‥た‥‥‥‥しを‥‥‥‥見つ‥‥‥‥。

なんだ、いまの声。

「ハルヒコ、どうされたんですか?」

「なんでもない」

【いい忘れてた、覇王は、ある特殊な力を持っている】

「別にいいよ、そんなの」

【でも、今後に】

「おやすみ、ホルス」

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