3日目

「今日は疲れただろう。明日は編入試験もあるし、ゆっくり休みなさい」

「は?明日が編入試験ですか?せめて、魔法の使い方位教えてくださいよ」

「使い方か‥‥イメージをするのだ、火の魔法なら火を手から出すイメージでためしにやってみろ」

「わかりました」

その言葉通りに、やってみた。

火はまずいから水を出すイメージで、

ドカーン!

「あっ、ヤベ」

「どういうことだ」

「なんだ、この魔力の量は。」

「そんなにすごいんですか?」

「すごいってもんじゃない、魔法を使いこなせれば、この国最強になれるぞ」

そんなにすごいのか。

「所でどこの貴族かね」

「あの、この世界に身内がいないです」

「なんと、ならば、君を一人の貴族として地位をやろう。地位はそうだなぁ、上位伯爵をやろう」

「明日から、一緒に学校だね よろしく」

「よろしく」

明日から、学校生活か。

このときは、まだ知らない。この世界を揺るがす大きな事件をおこすことになるとは‥‥‥。

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