第3話【10】
妹からのメッセージ内容が異なるものとなった後、一方的に人
なぜならば、今までと打って変わって、向こう側からもこちらに対し
幸いタカシと二人で居る時が大半であったが、時と場所を選ばずに
非現実的が常である日々が日常と化し、そして更に3週間が経過した。
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PM8時頃、空腹により目が覚める。冷蔵庫が空っぽであった為、晩御飯を買いに行くことにした。
昨晩よりタカシは僕と別行動をとっている。なんでももうすぐ妹の
玄関を出て、10分ほど歩き、現地にて食料を買い込み、
途中、女性が数人の
シーンそのものはこの街ではよくある光景である。ありすぎて眼に
燃えるような赤い長髪が、頭の
ふと、家の
「にーさん、
「?!・・・・・・君は」
「あたし?あたしはアミだよ、よろしく。ていうかにーさん、買出し?晩御飯の。男なのに料理とか出来ちゃう感じの人?」
「あれは、君が一人でやったのか」
「まぁね。ここじゃそれぐらい出来なきゃ安全に過ごせないと言うかなんというか。まま、そんな事はどうでもいいんだけどさ。にーさん、あたしちょっと運動したらお腹が減っちゃったよ。それ、少しでいいから分けてよ」
「もしかして今、カツアゲされてる?」
「違うよー、ったくケチだなぁ。一歩間違えばにーさんが絡まれてボッコボコにされて
「分かったよ、じゃあこれ。これならすぐ食べられるだろ」
「ありがとう!初対面の人間にカニカマを
「そうだけど。なんだよ、君も女神の三十指の一員なのか」
「違うよー、なんでも決め付けはよくないよー。いやさ、にーさんがもしもだよ。もう片方のタカシって奴ならこの食料に毒物混入させるぐらいするんじゃないかなぁーって思ってさ。なんでも彼って医者の卵らしいじゃん。それもとびっきりに飛びぬけた才能の持ち主なんでしょ?流石のあたしも毒盛られたらやばいかなぁーって」
「タカシも知っているのか」
「この街でにーさん含めたお二人さん、今めっちゃ知名度高いから、誰でも知ってるんじゃないかな。三桁越えの賞金が掛かっているとか、ご存知でない?」
「高額なのはあくまでタカシだろ。それ関連の動画は視聴したけど、あくまで僕はオマケみたいなもんだ」
「ふーん。当事者意識は
「これからどこにいくんだ?」
「もう少しだけ、この街に
次の瞬間、女性は
改めて
なんか僕普通に
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それから三日程して、タカシが戻ってきた。
「やぁハジメさん。やっと姫、いや妹さんの
曰く、放火魔・強姦魔・殺人鬼の肩書きを持つ3名が、我らがKMSに参入する運びとなった。
登場人物のキャラクター性が
明日未明、僕は彼女と出会い、何を思い何を感じ、どう行動するのだろうか。
このままいけば、彼女が捕らえられ
本当にこれで、良いのだろうか。
それでも、
それでも僕は。
▽やはり妹は殺すべきだ
△それでも妹を助けたい
To Be Continued...▶︎▶︎▶︎Next【?】
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