♪その都度 ちがう 滅茶苦茶な 話・・・

第８話 精神【こころ】 ～鏡【じぶ ん】

〔　！〕っ”

煙と　同時に　　弾き　走る、　　小さい　　それ、は

運よく　　肩を　　・・・かすった。

「　も、、う、　　あとが　ないぞ？　」

少し　撃たれた　、腕を　　反射に　　触れてしまう　　手。

「　フ　っ」

笑ってやった　　つもりは　　　強がりの　裏。

「・・・さか　、ま

自分に　撃たれる　日が　くるとは　　な？　」

[　アンタ　が　　俺を　捕まえようと　　・・・するから　だ

　警官に、でも　　なったつもり　か？　]

「　ふ　フ　フ　」っ

警官　・・・か、　　笑わせてくれ　る

もうひとりの自分には　　ただ　体裁を　加えたいだけ　だ。

[　アンタ、相変わらず　　想ったことを

こころで　喋るんだ　な　、]

時に　激痛の走る腕　は　　　俺を　よけいに　笑わせ　た。

[　！っ　　きから　何が　んなに　可笑しいんだよ　]？っ

ィラ　ついている　　　も、う一人の　俺　。

「　良・・・いの　、か？　　俺を　殺・・・ると

厄介な　こと・・・に　なる　ぞ？」

[　どう　せ　　ハッタリ　　だ

其【ソ】の罠【て】　は　　！！　！食わね　ーよ　]

や、るなら　　やれ、・・・よ。

俺を　撃てば　　　おまえ　　は

放心　状態と　　なり、　病気に　　罹りやすくなるだけ　だ。

精神【こころ】　が　　身【ほんたい】を　破壊するという事　は

それだけ　　代償を　伴うものだ。

どうす　る？

自我を　棄てて　　死にやすい　肉体を持つ　か？

素直に　おとなしく　　鏡へ　　戻る　か？

[・・・断る　]

彼の断るとは　　たぶん、　両方　受け付けない　という意味だろう。

職業が　刑事でも　交渉人でもない、俺には

相手が　自分　で　さえ、　説得に　じしんがない。

ぃや、　相手が　自分だからこそ　　手強いのかもしれない。

[　　！　アンタは　　　殺人　者　　だ

女を　何人か　　殺している　、　それな・・・ら　]

俺が　鏡へ　入れと　　言いたいらしい　な？

、確かに　　何人もの　女を　殺してきた　さ。

けど　　れは、　我慢という名の世界で　生きているか　ら

人間【ひと】　は　　　皆　我慢の中で

何人もの弱い部分【ジブン】を　殺めずには　　いられない。

精神【こころ】　な、んか　には

到底、　　理解が　できないだろ　う。

こころは　　行動とは、　違う生き方を　選びたがる事がある

嘘という言葉で　身を　守ろうとしているにも　　かかわらず

どこか　　痛みを　　作っていく。

[　っ”]　。

急に　冷静さを　失った　、俺は　　感情的になり、

持っていた、　銃を　発砲する。

もう一人の奴【おれ】　と　同じ　　弾を　肩に　かすらせ　た。

、しかし　自分を　傷つけた　事には　　変わりは　　ない

反動で　俺の身体が　痛み始める。

[　・・・ぁ、　今日　は　　　し・・・ぶと・・・い　　な　]

お互いの　体力・・・の　　限界を　計る、　バロメーター　が

滴る　、　汗と　　化す。

通常　に　　他人を　撃っても　　自分に　苦しみは　　ないが

自分で　　自分を　撃つことは　　大ダメージとなる。

体力が　・・・多い

流石の　　も、うひとりも　　瞼の　自由が　利いていないようだ。

そうして、　自分　自身も　　だんだん、　わからなくなってきた。

・・・・・・・・・・・・・・・

ま・・・っ　くらに　　　闇　へ　　葬られた　　　俺は？

！？　きがつくと　　姿見の前で　　俺は　　倒れるようにし　て

・・・ねむっていた。

「いつは・・・？　」

（　もうひとりの　奴は？

無傷　の様では　　あるが　　意地悪に　水を　かけられたような

大量の　汗が　　気分まで　落ち込ませる。

夢・・・？

何　か　　手触りの物を　覚えた。

？！；

銃から　抜かれた　　ひとつの　弾が　しっかりと

拳の中で　握られている。

勝ったの　か？　　。。　。俺は

！　ふ・・・と　　　目の前で　　姿見に　　全身【ジブン】が

映っている。

Ｆｉｎ