リング

姫亜樹(きあき)

リング

風が吹き音が移り

時間は螺旋を登って行き

心だけを残して

人は大人へと変わっていく

TVから流れる声が

子供な心の大人の事件を

都市の中に響かせる

少しずつ

ずれているこの輪は

どんなに辛くても寂しくても

自分の心でしか登ることができないから

負けないでゆっくりと

登っていこう


本当の自分の倖せを

みつけるために

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

リング 姫亜樹(きあき) @Bungo-2432Da

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る