第60話 無茶苦茶酩酊日記

 ごきげんいかがですか?


 ……もなにもないものです。ただいま午前十二時四十分過ぎ。わたしは完全に酔っ払っております。今日は書くほどのネタもなく『コトリーゼ、お休み!』などと思っていましたが、時間はまたいだものの、中島らもも書いたかどうか知れませんが、大して酒など飲めない男が、雪の茅舎の『雪っこ』などというアルコール度数20パーセントのにごり酒を「冷蔵庫の邪魔だから」などというアホな理由で、コップ二杯ほどを一気に飲み干すという、本当の酒呑みでもやらなそうな、急性アル中一歩手前の暴挙に及び、その酒瓶を含んだ『資源ゴミ』を出しに行ったのはいいのですが、ふらふらのフラダンサーというより、新手のパンチ・ドランカーにも似た、危険な状態でして、それでも、文章を書くという荒技を今回はご披露するわけでございます。


 ですので、いつもはなんどとなく行う、推敲も今回ばかりはやりません。というか、出来ません。ああ、吐き気催す、水の音。ちょっとお手洗いに行って参ります。これは嘔吐しちゃった方が楽になりそうです。


 残念ながら、リーバースなりませんでした。ああ、でも気持ち悪みざわ。

 なのに、どういうことでしょう。お手洗いに行ったら、ビッグを催しまして、豪快に出るわ出るわ。

 さすがに、ビッグ直後の便器に顔を突っ込む気分にはなれず、胃酸かも知れぬ痰だけをぺっと吐き。このお布団会場へ帰還いたしました。そこで、問題発覚。まずはもう昨日になりますか、わたしは唯一のシーツを洗濯したのですが、いま現在、敷いてなかった! というより、なんだかこのパソコンを持っているのも辛い。悔し涙が落ちてきます。すみませんちょっとお休みにします。


 午前一時半。悲しいことにこんなに酩酊していても不眠症患者は全く眠れないようです。しかし、いま薬を服用するのはさすがに危険すぎるのでバッテン。そこで、なぜかグレイシー柔術や美木良介のロングブレイス・ダイエットにならって、鼻から息を吸い、口から吐き出してみました。自律神経の調節にいいと以前、精神科の古賀先生が言っていました。わたしがテレビで観ていて、特に印象的だったのは、ヒクソン・グレイシーが、無茶苦茶、鼻呼吸にこだわっていて、親指で鼻をこすりながら「シュッ、シュッ」ってやっていたのことですかねえ。あれは、なかなか真似できませんけど、最近は意識して鼻で息を吸うようにはしています。もちろん、効果のほどはわかりません。


 ああ、そうこうしているうちに、嘔吐の危機は去ったようです。


 しかし、根本的に下戸のわたしが、なぜ、日本酒にハマってしまったのでしょう? なんて言っても誰も答えちゃくれないですね。ああ、またパソコンが重くなってきましたので、暫時休憩。


 ああ、休んでいる間にシーツ敷きを完了。これが結構、華厳の滝でしてね。わたしの敷布団の上にはサーキュレーターが二台、これは扇風機替わりなのですそrから、ねこのクッション風ぬいぐるみ、電源タップに、このパソコン、冬の掛け布団が薄いの厚いのと両方ともに居場所がなくて枕がわりに使用。もちろん本物の枕二つに、クッション一つ。わたしは枕が高くないとダメなのよ。それから綿毛布によくわからない敷き物、最後にWi-Fiのケーブル。これ大事。なるだけ、電波をキャッチするには窓際がいいに決まっています。。そのためには、さらば敷布団鉄道って歌いながら、強引に通すわけで、その保護トンネルとして、厚い方の敷布団fが存在意義を見出しちゃったのです。


 ああ、だいぶ酔いが覚めてきました。昔からわたしは「酔うのも早いが覚めるのも早い」男なのでした。


 しかし、そろそろ日本酒はやばいっすね。これがワインですたら、とっとと、急性アル中で死んでいたのでしょうが、日本人(とスウエーデンのハーフという設定)であるわたしには米で作ったお酒が体に会うのでしょうね。

 また、依存症を増やしてしまいましたとさ。

 今回はリアルな酔っ払いをお伝えするため、推敲はしないつもりですんで、そこんとこヨロシク。

 では。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る