第59話 酒瓶ブートキャンプ

 ごきげんいかがですか?


 わたしはどうも確実にアル中になったようです。少量ではありますが、朝は仏神に献杯。今日の場合ですが、昼間は皮膚科で一時間待たされて(お盆前だからだそうです。不仲のこぼん師匠は……関係ないねby柴田恭兵)、やっと解放されたので、ダイエーに買い物に行ったら、キャンドゥーでなぜか扇子三柄を買い、食品売り場で、日本酒その他(女子の飲むようなアルコール度数10度くらいの甘いお酒)を四本も買ってしまいました。これぞ、躁病イズム。今回はここまであまり無駄遣いして来なかったのですが、暑くなるとともに、躁状態本来の持つ異常さが増し増しになっています。イクラちゃん、ではなくていくらなんでも四本は買い過ぎ。その前の扇子三柄だっておかしいわ。すでに一柄持ってるのに。まさか、その日のコーディネートで取り替えるつもりですかね? いつも同じような格好なのですが……炭酸リチウム、自己判断で倍に増やしましょう。で、帰宅してダイエーのお惣菜で、二杯ばかりいただいちゃいました。夜も当然、やるでしょう。ああ、たまたま外に出たら、上の階のキチガイ女の母親らしきババアと遭遇。なんと、ババア硬直して動けず。わたしが手で「お行きなさい」と促したら飛んで逃げました。なんだよ、わたしを怪物かなんかと思っているのですか? もしかすると、自分たちが被害者だとでも思っているのではないでしょうか? はっきり言いましょう。勘違いも甚だしい! 被害者はこのの方なのです! 愚か者め。この親ありて、あのキチガイ娘ありとはこのことよ。そんなバカな者共は不動明王が倶利伽羅剣と羂索で冥土に送ってくれましょう。その際の交通費は自腹ですよ。

 いや、それはそれとしまして、今月は質素倹約に努めるはずが、真逆にロケットスタートを切ってしまいました。でも、原資が少ないですから、ファースト・クレイジーの時のように、月に百万円とか使えませんのである意味安心。わたしには貧乏な暮らしの方がいいようです。まさに清貧の思想ですよ。まだ販売してるかな、あの本? と、またモノを買おうとしているわたし。早くハルヒを読め! はーい、来週の……ではなくて、ハルヒね。また脳の都合により音読に戻っちゃいましたが、少しずつは読めるようになりましたよ。その代わり、宇沢先生の本が単なる棚の重しになっちゃってます。故事成語辞典もまだ「か」の途中ですよ。まあ、これはね。本来、通読するものではないから。でも、実父に借りた『中国故事物語』三冊も全く進みませんなあ。本を読もうとすると眠くなるのはなんでだろう〜。


 さて本日ご紹介する酒瓶ブートキャンプは、決してダイエット効果も、アンチエイジング効果もたぶん期待出来ませんが、少なくとも、身体の血行を良くして健康効果が期待されるというのはあくまでも、わたしの感想ですから。やるのやらないの、どっち? という判断はご自分で決めてください。これでわたしは免責されました! 誰もわたしを裁けない。わたしはマグロ! それは捌くですね。じゃあ、ロンメル将軍。残念『砂漠の狐』だったね。惜しいなあ。


 さて、用意するのは五合の日本酒の瓶です。女性はビール瓶の方が軽くていいかもしれません。豪の者は一升瓶でも使いなはれや!


 この瓶で、要するに筋肉を軽く叩くのです。間違っても骨は叩いちゃダメですよ。痛いだけです。なんかの武道の稽古じゃないですからね。

「トントントン」と隣組(わからないですよね?)ではなくて、リズミカルに叩いたり、「ゴロゴロゴロ」とふくらはぎ辺りを、あたかもお蕎麦かうどんにしてやろうと練り込むと痛気持ちいい感じです。肩のこわばった筋肉も軽く叩くといい気持ちです。肩こり解消怪我一生。

 これ、恐らくは、先駆者がいるでしょうね。調べればわかるのでしょうが、面倒、小手〜。チャン・カワイ特集ですかな?


 昔のプロ野球選手は木のバットをビール瓶でゴロゴロやっていたそうです。ボールの飛びが変わるそうです。『野球狂の詩』で島選手がやっていました。この島選手、最初は「アテ馬」として登場したのに、いつしか、セカンドのレギュラーになってましたね。水島漫画って、そういういい加減な部分が多々あるので笑えます。あくまでも、一編一編が独立した短編として読まないと辻褄が合わず、わたしのように『東京メッツ』の選手名鑑を作ろうと思い立つような、純粋なパラノイアには気絶するほど悩ましいのです。だいたい、水島先生は大抵、山田太郎と岩鬼正美しか描きませんので、メイン・アシスタントの能力で作品の質が変わります。わたしは『光の小次郎』こそ、水島新司(監修だよ!)漫画の最高峰だと思っています。剛腕の高校生左投手。新潟県出身! (水島先生も新潟出身です)全球団ドラフト一位の快挙。背番号1。そして、架空の十二球団。ウォー、わたしの求める世界です。もう、茶色くなってしまったコミックスがいまだに捨てられません。終盤がなぜか急ぎ足だったのは、実際に描いていたアシスタントが辞めることになったからではないかとわたしは推測しています。それ以降の水島漫画は過去のスターたちの使い回しでつまらないものばかりですね。


 ああ、また全く違う話になってしまいました。申し訳ございません。まあ、酒瓶ブートキャンプについては興味が出ましたら、まずは五合瓶飲み干してください。下戸にはきついですね。わたしも下戸……もう違いますな。なんなら、お手伝いしまっせ。byチャン・カワイ。ははは〜。すみません。酔っています。

 では。

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