14.動くこと雷霆の如し(2)

【予備知識】

・舞台は2082年のアフガニスタン。

・米印主体の平和維持軍『PRTO派遣軍』と反政府勢力『パシュトゥーニスタン』が戦う。今はPRTOが押しているが油断はできない。

・パシュトゥーニスタンはロシアから支援を受けている他、外様の武装組織『シスコーカシア戦線』からも戦力を借りている。

・主人公ジーク・シィングはPRTO派遣軍の兵士であり、戦術級機動装甲T-Mech〈ヘルファイア〉のパイロット。規格外の戦術兵器である。


【これまでのあらすじ】

・シスコーカシア戦線の傭兵隊長ゼリムハンの布陣を突破し、敵T-Mech〈ヴァルハラ〉を撃破したジークら。返す刀でゼリムハンの乗機〈アズガルド〉を襲う。

・しかしその瞬間、天から照射された超大規模ビームが大地を灼いた。地面はガラス状に融け、草木は塵と化し、膨大な水蒸気がキノコ雲と黒い雨を呼んだ。

・砲撃の主はかつてジークと対峙した宿敵、ジナイーダ駆る〈シャングリラ〉であった。新たに装備された戦略級ビームキャノン〈ケラウノス〉の砲撃の下、連戦で消耗しきった二機は撤退を余儀なくされた。


◆   ◆   ◆   ◆



「……PRTOはパシュトゥーニスタンの攻勢に反攻を合わせて、前線に集中した敵戦力を根こそぎ殲滅しようとしている。空中空母とT-Mechを一斉に動かしたのは、それだけ本気であるということ」


 陽炎に霞むマント付きの長躯――電流で満たされた〈シャングリラ〉のコックピットの中で、ジナイーダは現状を総括した。

 純白の長髪を覆うハーフヘルメットのバイザーには高度20000メートルの青黒い空が映し出されている。彼女の双眸と同じく近紫外線から遠赤外線までを捉える〈シャングリラ〉の独眼モノアイは、常人の視界より遥かに明るく鮮やかな視界を作り出していた。



 PRTO・政府連合軍にとってアフガニスタン東部の橋頭堡であるジャラーラーバードと、パシュトゥーニスタンの『首都』たるアサダーバード――両陣営ともに総力を挙げた決戦は、この直線距離では100キロメートルも離れていない二都市の間で行われていた。


 装備の質の差こそあれ、多勢かつ土地を知り尽くしたパシュトゥーニスタンの山岳防衛線を連合軍が突破するのは困難であろうと見られていた。T-Mechを用いた小規模な浸透攻撃はできても、巨大な突破口を開けるのは不可能であろうと。


 それを――PRTOはドローンによる連日の防空網制圧SEAD攻撃、そして空中空母〈キュムロニンバス〉の投入によって強引に打ち破った。猛爆撃に晒された陣地帯は今や崩壊し、PRTO派遣軍を先鋒とした連合軍が攻め上がってきている。


 パシュトゥーニスタンは〈ジャハンナム〉を基幹とした快速部隊を火消しに走らせるだろうが、それでもこの状況を押さえ込むのは難しいだろう……だが、ここに自分と〈シャングリラ〉がいる。



(〈ヴァルハラ〉と〈アズガルド〉はどうしてるのかしら。敵T-Mechとの戦闘で息切れしたのか、あるいはやられたか)


 〈ヴァルハラ〉のシャミルの死を知らぬまま、ジナイーダはそう分析を下した。


 この超高高度からでは地上の様子は微かにしか伺えない。そして〈ヘルファイア〉と〈ピースキーパー〉の関係とは異なり、シスコーシア戦線では指揮官であるアリスタルフとゼリムハン以外は味方機の位置や状況を把握していないのだ。


「砲身の冷却はどうだい、ジナイーダ」

「温度正常値まであと180秒。もうそろそろ三発目が撃てます」

「それは重畳」


 彼女が淀みなく答えると、眼鏡をかけた痩せ型の男――シスコーカシア戦線の司令官アリスタルフ・アルハノフが満足げに頷いた。

 〈シャングリラ〉が抱える戦略級ビームキャノン〈ケラウノス〉――超巨大な粒子溶断装置ビーム・フューザーを軸とした人工触手の塊は、花弁めいて広げた可動フィンからの放熱を終えつつあった。星形エンジンの気筒めいて機構部に突き刺さったアビサル・キャパシタは既に再充電を終え、粒子残量にもまだ余裕がある。


 先程の二射はまったく全力ではない。この〈ケラウノス〉は全力射撃ともなれば、数値上は0.5メガトン級の核弾頭と同等のエネルギーを投射できる。一撃で都市一つを壊滅させる破壊力を、粒子が続く限り延々と撃ち続けられるのだ。連射できる核爆弾、と形容しても差し支えない。


 最強の機体に、最強の戦略兵装――単騎で戦況を動かすのが戦術級機動装甲T-Mechならば、〈シャングリラ〉は単騎で一つの戦争を動かす。いわば戦略級機動装甲Strategical-Mechとでも言うべき存在であった。



「空中空母を片づけるとは言ったが、〈ケラウノス〉の存在はクライアントパシュトゥーニスタンには知らせていない。うるさいことを言われる前に片をつけるぞ。――国際社会恐るるに足らずと全世界に知らしめ、ぬるま湯の秩序に引導を渡す」

「パシュトゥーニスタンは独立どころじゃなくなりますね。そうなれば」


 ジナイーダが否定的なニュアンスを込めて返すと、アリスタルフはふふん、と嘲笑するように鼻を鳴らした。


「独立とは言うがね、そもそも大国の承認を得て『仲間入りさせてもらう』なんて考え自体が敗北主義なのさ。――私もかつてはロシア軍にいた人間だから解るが、先進国の人間は根源的に我々を見下している」


 冷却が終わるまでの暇潰しとばかりに、アリスタルフが演説じみた大仰な口調で語り始めた。ジナイーダが辟易とした表情を浮かべる。


「アメリカやインドの民衆の何割が、パシュトゥーニスタンを生存を揺るがす脅威として見ていると思う? 彼らを同胞だと認めるロシア人は? 1%もいないさ。彼らにとって海の向こうのゲリラ組織なぞ動物の群れと同じだ。厄介だから駆除するか、有益だから活かしておくかの違いがあるだけで」


 眼鏡の基地指令が滔々と続ける。その語り口は芝居がかっており、道化を演じているようですらあったが、声色には煮え滾るような憤怒と憎悪が滲み出ていた。


「――私はそこが気に入らない。我々は生まれながらに見下されている。そして力ある者同士で馴れ合い、力なきものを圧殺する今の国際社会の姿は傲慢の極みだ。だから殺す。安穏としている奴らをホッブズの自然状態に、命懸けで殺し合う生存競争の場に引きずり降ろしてやる。それが真の祖国解放だ」

「あなた個人のルサンチマンでは? ……まあ、どうでもいいです」


 両腕で砲身左右のグリップを握ったまま、〈シャングリラ〉が巨砲を構え直す。

 そのまま機体がジナイーダの思考の制御から外れ、オートで〈ケラウノス〉の射撃体勢へと移っていく――単に抱えるだけでも射撃はできるが、長距離狙撃となると手足関節の可動域は精度悪化の原因となる。故に機体姿勢を最も安定する形で固定するのだ。


 電熱式パルス・デトネーション・スラスターを内蔵した両脚が斜め後ろへ一直線に伸びる。砲を保持する両腕が誤差なく水平に揃い、全身の関節にロックがかかった。9基のテンタクラー・マントが堕天使の翼めいて開く。

 最後に放熱を終えた〈ケラウノス〉の花弁触手が閉じ――〈シャングリラ〉が長距離射撃形態への変形を終え、一つの固定された構造体と化した。


「私も生まれながらのイレギュラー、現行秩序の下では根を張れない放浪者ノーマッドです。――スタンスの差はあれ、行き詰ったゲーム盤をひっくり返したい点で私たちの利害は一致しています」

「わはは! 誰に似たのか、君も理屈をつけるのが上手くなったじゃないか」

「何ですって?」

「私と君の仲で取り繕わなくたっていいさ。……想像してごらん」


 アリスタルフが囁くように言った。


「守らなきゃならない秩序も、正義も、規範も存在しないと。そんなに難しいことじゃないさ。大層な理屈は必要ないんだ。自分らが勝って当然だと思っている連中、我々の苦しみをよそに平和を享受する者ども――あいつら、ムカつくだろう?」

「シリアルキラーの理屈です」

「はは。そうだね、そうかもね。……おっと、敵反応だ」


 眼鏡の基地司令は何かを含んだように笑うと、自機の操縦席・・・・・・にもたれかかってモニター上の共通戦術状況図CTPを一瞥した。



 空飛ぶ台座に乗った四つ腕の即身仏――彼が乗り込むT-Mechを一言で表せば、そのような表現になる。


 黒地に金ラインが入った漆器を思わせる塗装。胴体にはチェチェンの象徴たる金の巻物型紋様。観音帽子を被ったような頭部には、〈シャングリラ〉と同型のモノアイが無機質な顔面の中央に配されている。

 四腕の骨格フレームはターニャの乗機である〈ティル・ナ・ノーグ〉に類似しているが、直接戦闘を想定していない本機はより細く、華奢。背中にはブレードアンテナを放射状に生やしたリング型の大型電子戦ユニットを背負っている。


 武装らしい武装は一切持っておらず、右上腕に一本の長棒スタッフを握るのみ。その先端にも魚の骨のような棒状アンテナがごちゃごちゃと取り付けてあり、さながら錫杖のような様相であった。


 それが――分厚い円盤状の飛行ユニットの上に胡坐をかいて座り込み、〈シャングリラ〉の後方でホバリングを続けていた。台座の中では試製マイクロ核融合炉がエアインテークから吸い込んだ外気をジェット排気に変えて噴射している。


 機体名は〈スカーヴァティ〉。アリスタルフ派のスポンサーであるEBU(欧州・ブリテン共同体)が開発した、核動力を持つ電子戦用T-Mechである。



「数は15、低空したから来ている、超音速。この統率は無人機UAVだ。さっきの射撃を見て押っ取り刀で駆け付けたか」


 モニターに表示された状況を見て、アリスタルフが淡々と分析した。


 その言葉通り――低空から突き上げるように二機へと向かっているのは、一糸乱れぬ隊形を組んだ無人戦闘機ドローンファイターF-1U〈レインドロップ〉の群れであった。500キロメートル向こうで滞空しているPRTOの巨大原子力飛行艇、空中空母〈キュムロニンバス〉から飛び立った艦載機である。


 最初の一斉発艦の後、無人戦闘機ドローンファイター群は母艦〈キュムロニンバス〉とキャンプ・ビッグボードの飛行場設備で分担して補給・整備を行いつつ、全戦線への航空攻撃を続けていた。その一部を抽出して振り向けてきたのだ。


「やりましょうか?」

「いや。〈スカーヴァティ〉が片づける、ミサイルだけ迎撃しろ」

「了解」

 

 二人が手短に意思疎通を終えた直後、下から来襲した無人機群が旋回上昇。

 一機一機が戦闘機に匹敵――すなわち、ドローンとしては最高クラスの――性能と武装量を持つ無人戦闘機ドローンファイター――それらが不気味なまでに統制された動きで包囲陣形を作り上げ、即座に四方八方から空対空ミサイルを撃ち放つ。

 その弾数、優に50超。統御システムによって計算された超個体的包囲攻撃!



「……いじましいこと」


 しかし数秒後、グリーンに輝く光芒が全方位に弾けた。鋼をも溶かす熱光線がレーザーアートめいて宙に乱舞し、ミサイル群を無慈悲に斬り刻む。

 瞬く間に解体された空対空ミサイルが、見えないドームに激突したように一斉に誘爆。二機から5キロメートルほどの円上で爆炎の花が咲き乱れた。


「阿蘇の火に飛びこむ火蛾ほがの如くし、空の〈シャングリラ〉に敵はいません」


 ジナイーダは事も無げに呟き、身体から放電して消費電力を補填した。


 〈シャングリラ〉は射撃体勢をとったまま、マントの隙間から二本の触腕を――機械式アームから人工筋肉の触手へと換装された背部アームを伸ばしていた。

 触腕の先端には無数の超小型発振装置を複合した盾型レーザーユニットが接合している。アームの材質や細かい形状に違いはあるが、機構的にはゼリムハンの重対空T-Mech〈アズガルド〉が装備しているのと同じ物だ。


 しかし恐るべきはジナイーダの特異体質――最大1テラワットにも及ぶ放電能力を電源とした〈シャングリラ〉のレーザー出力は、〈アズガルド〉のそれを大幅に上回る。装甲化されていないミサイルなど、何発来ようが蚊を叩き潰すようなものだった。



「お見事、さすがシスコーカシア最強。……さてもさても、〈スカーヴァティ〉を相手に無人機とは。情報がないとは恐ろしいものだ」


 黒金の即身仏が座したままアンテナ付きの錫杖を掲げ、背部リングユニットから放射状に突き出たブレードアンテナが各個に回転走査を始めた。台座の熱核エンジンから送られた大電力が超大容量コンデンサアビサル・キャパシタに充電され、恐るべき電子攻撃の準備が整う。

 

「今はどこも無人機頼りだが良くないよ。良いも悪いもリモコン次第の節操なしだ。ちょっと油断しただけでコントロールを奪われる……このようにね」


 無人機群が第二波攻撃を敢行しようとした直前、アリスタルフが手慣れたセールスマンのような口調で言った。


 直後、後光輪めいた〈スカーヴァティ〉の背部ユニットが周囲に高強度の電波を放つ。

 センサーを焼き切るEMP(電磁パルス)のような強引な攻撃ではない。ここまでの数時間で〈スカーヴァティ〉が傍受・解析した、PRTO側の通信周波数帯とスペクトラム拡散パターンを真似た偽装指令であった。

 

 内容は「攻撃を中止せよ」そして「現在地点を維持せよ」の二つ。偽の命令を真に受けた無人機部隊が全ての行動を中断し、吹雪の中で迷った遭難者のようにぐるぐるとその場で旋回し始める。

 高度な無人機であるF1-Uはある程度の自律行動が可能だが、より上位から「何もするな」と命令を受ければそちらを優先するのだ――それが余所から割り込んできた偽の命令とも知らずに。


「小鳥が霞網かすみあみにかかった。こうなればこっちの物さ」


 キーボード式の電子戦用コントローラーを余裕のある手つきで操作しつつ、アリスタルフはくつくつと笑った。相手方が無人機の異常挙動に気付いて対処するより早く、彼は更なる電子攻撃に出た。


 〈スカーヴァティ〉が再び欺瞞指令を発信し、無人機の使用周波数帯を改竄する。無線通信は送信側と受信側が周波数を合わせなければ成立しないため、PRTO側からの修正命令は――相手の電子戦部隊が『割り込み』をやり返さない限りは――一切届かない。


 そのまま敵味方識別装置IFFにクラッキングを仕掛け、シスコーカシア戦線の機体全てを味方として再登録。同時にこちら側の共通戦術状況図CTP上でも味方として表示――かくして15機の武装したF1-Uが完全に制御権を奪われ、〈スカーヴァティ〉の指揮下に入った。


総取りテイク・オール。さすが最新鋭の電子戦機、赤子の手を捻るようなものだ」

「お見事」


 この結果は決して無人戦闘機ドローンファイター側の欠陥でも、PRTOの電子戦部隊の無能でもない。ただ――このT-Mechの卓越した電子戦能力の前には、並の電子防御は何の意味もなさないのだ。直接戦闘力こそ低くとも、〈スカーヴァティ〉は確かにT-Mechであった。


「補給ができないから使い捨てになるが、防空戦力に余裕ができた。……では、そろそろ今日一番の大仕事に入ろうか」

「やっぱりやるんですか? 標的座標は」

「今〈スカーヴァティ〉のレーダーから共有する。あの図体だ、見失いはしないよ」


 アリスタルフがそう言って再びキーボードを操作し、〈スカーヴァティ〉のレーダーで捉えた標的・・の位置情報を共有した。

 〈シャングリラ〉の視界上、南西方向の地平線すれすれに赤いロックオンマーカーが表示される。その先にあるのは――今なお無人戦闘機ドローンファイターと巡航ミサイルの群れを放出し続ける超巨大飛行艇、空中原子力空母〈キュムロニンバス〉!


 照準情報に従い、ジナイーダは機体ごと漆黒の巨砲を旋回させた。砲口付近にX字に装備された電熱スラスターがプラズマ混じりの排気を噴き、機体の向きを微調整する。

 その背後で〈スカーヴァティ〉が台座から熱核ジェットを噴射し、〈シャングリラ〉から距離を取った。

 

「出力はどうします」

「無論フルパワーだ。500キロの長距離狙撃となれば〈ケラウノス〉でも最大射程ギリギリになる。敵のT-Mechには生き残ってもらわなきゃ困るが、あの空中空母はちょっと強過ぎるんだ……何としてもここでご退場願う」

「大勢死ぬでしょうね」

「彼らが殺した数よりは少ない、お互い様さ。向こうはそうは思ってないだろうがね。……ぼやぼや言ってないでさっさと撃て」

「ぼやぼや言うくらいで丁度いいんですよ、こんな物は」


 赤黒の双眸を半目に開き、ジナイーダが〈シャングリラ〉へ思惟を送った。


 瞬間、〈ケラウノス〉と繋がった〈シャングリラ〉が貪欲に彼女の身体からエネルギーを吸い上げ始める。両手足のスラスターが一際激しくオーロラ色の排気を噴き、機体を全方位から押さえつけるようにして空中に縫い留めた。


 そして――チャンバー内に送り込まれた重金属粒子に膨大な電気エネルギーが注がれ、励起した粒子が深紅に輝く高密度のプラズマと化す。このプラズマこそが〈ケラウノス〉の「砲弾」、キノコ雲と黒い雨を引き起こす雷霆の根源であった。

 チャンバーに注ぎ込まれた粒子量もエネルギーも、先程の二射とは比較にならない――一度この状態まで来てしまったら、もはや彼女自身にも中断は不可能である。


「…………発射」


 ジナイーダが低く絞り出すように言った。


 次の瞬間、〈ケラウノス〉砲身内部の多段レーザー加速器が起動。照射されたペタワットレーザーが超高強度の加速電場を形成した。

 チャンバーから引きずり出されたプラズマ流が一瞬で60000km/sまで加速し、禍々しき亜光速の奔流となって宙に咲く黒百合の花から解き放たれる。



 

 視界が閃光に白く染まった。



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