13.〈ヴァルハラ〉と〈アズガルド〉(3)
【これまでのあらすじ】
・反政府組織パシュトゥーニスタンの都市攻撃を阻止すべく出撃した〈ヘルファイア〉と〈ピースキーパー〉。見事敵の部隊を撤退に追い込むが、そこに乱入してきた傭兵組織シスコーカシア戦線のT-Mech、〈ヴァルハラ〉と〈アズガルド〉がそれ以上の追撃を阻む。敵を追うため、生き延びるため、まずはこの二機を退けなければならない。
◆ ◆ ◆ ◆
「……〈ヴァルハラ〉の息の短さを見抜いたか。シャミルに当たらせたのは失敗だったかもしれん」
夕陽の中、押し込まれる〈ヴァルハラ〉を見てゼリムハンが言った。
『
噂以上の乗り手らしい、とゼリムハンは思った。「乗り手」というより「使い手」や「操り手」といった表現の方が的確かもしれない。自分やシャミルはT-Mechを乗り物として扱っているが、『三つ目』は機体を自分の身体の――手、脚、ともすれば脳髄まで――機能拡張の部品として使っている印象を受けた。
ゼリムハンはこうしたパイロットに既視感があった。シスコーカシア戦線アリスタルフ派に属する、〈シャングリラ〉のジナイーダと〈ティル・ナ・ノーグ〉のタチアナである。どちらもシスコーカシアの切り札と呼べる戦力だ。
「ゼリム! ゼリム何やってやがる! 援護寄越せ! 死ぬ!」
「もういい、逃げに徹しろ。お前には荷が重い相手だ。……〈アズガルド〉にとっても、だが……そうも言っていられんか」
彼はシャミルの退避時間を作るべく、右腕の大型ガトリングで地上を掃射した。砲弾がほとんど繋がって見えるほどの高レートで
確かに――空中で爆ぜて弾子を撒くABM弾はその性質上、重装甲を貫通できない。だがセンサーや関節に破片が飛び込めば戦闘力は減じる。如何な重装甲機とていつまでも無視は続けられまい。
(問題はそれまで〈ヴァルハラ〉が持つかだが)
ゼリムハンが小さく舌打ちした。
対〈ピースキーパー〉を想定し、対空弾頭を積めるだけ積んできたのが仇となったか。シャミルが『三つ目』を仕留めきれないのはともかくとしても、退避もままならないほどに追い詰められるとは……。
――その時、〈ヘルファイア〉とは別の方向から何かが無数に打ち上げられたのを〈アズガルド〉のレーダーが捉えた。
(……ミサイル? 数は10)
それを撃ち放ったのが先程追い払った『四つ足』であろうことは想像はつく。
だが、何のために? 〈アズガルド〉のレーザー迎撃にミサイルは通じないことは既に知らしめたはずだ。
彼は何とはなしに嫌な予感を感じ、〈ヘルファイア〉への射撃を続けながら上空から加速してくるミサイルに注意を向けた。機体のレーザーユニットが自動的に起動し、グリーンに輝く高出力レーザーによる防空網を形成する。
「ミサイルが落ちない。……まさか対レーザー用に装甲化を?」
ゼリムハンが小さく驚嘆した。
鉄をも切り裂くレーザーを突破した赤いミサイルの正体は、〈シャングリラ〉対策に改造された特殊弾頭――通称〈ファイア・ビー〉。3000度の熱にも耐えるタングステン合金の塊を加速させてぶつける運動エネルギーミサイルである。
純粋な装甲貫通力は低く、重量増加の分だけ飛行性能は悪化しており、スウォーム・ミサイル本来の誘導性も減じられているが――その代わり分厚い弾殻の耐久力は段違いであり、レーザーを受けても着弾まで飛び続けられる。
「ジナイーダとやりあってから仕上げたのか? まだ二週間やそこらだろうに……」
ゼリムハンがガトリングの砲口を上空に向け、同時に機体を急発進させた。前後のスカートアーマーに内蔵されたジェットエンジンが
レーザーと違って物理的な衝撃力を持つガトリング弾幕は防ぎきれなかったか、飛来する〈ファイア・ビー〉のうち数発が圧し折られて失速した――だが残りはそれすらも掻い潜って〈アズガルド〉の元へと殺到!
「これを凌ぎ、『三つ目』をいなして〈ヴァルハラ〉を撤退させる。まったく割に合わん仕事だ……。やるか」
〈アズガルド〉の大型肩部アーマーが甲虫の前羽めいて開き、格納されていた補助ジェットエンジンのベーン型パドルが露出した。燃料消費の増大と引き換えに機体に更なる推進力をもたらす。
羽を広げた甲虫のごとく、ガトリングを乱射しながら〈アズガルド〉が飛ぶ。
その飛行経路を追うようにして赤いミサイルが次々と降り注ぎ、形を保ったまま地面に突き刺さった。直後に信管が作動し、弾体がパイプ爆弾のごとく内部から裂け爆ぜ、超高温のテルミット焼夷剤を振り撒いていく。
「徹甲焼夷弾か。タチの悪いものを考える」
ゼリムハンの注意が背後の炎に向いた瞬間――数キロメートル先でプラズマ発射光が瞬き、巨大なダーツ型の対T-Mech徹甲弾が飛来!
「速い――!」
〈アズガルド〉が咄嗟にバレルロールし、稜線の北側に隠れて地形を盾にする。
だが砲撃は尾根を貫通して反対側に飛び出し、そのまま強引に〈アズガルド〉を撃ち抜いた。破壊音と共に漆黒の重甲冑が姿勢を崩し、空中で錐もみ回転に陥る。
「ッ! 地面を抜いてきただと?」
ゼリムハンが立て直しながら被弾箇所を見遣ると、対空ミサイルランチャーを持っていた左腕の肘から先が脱落していた。
〈ヘルファイア〉ですら二度は受けられぬ〈ピースキーパー〉の主砲、155mm可変速レールガンのフルチャージ射撃――音速の15倍にまで加速した20キログラムの劣化ウラン弾が掠め、そのまま腕を千切り取ったのだ。
「これだけの威力を空中発射は無理だ。どこかに接地している……あそこか!」
警告音が鳴り響く中、ゼリムハンが稜線上に浅く機体を出して発射方向を睨む。視線の先では満身創痍の四脚機が尾根に張り付き、胴体から突き出した大型レールガンを高射砲よろしくこちらに向けていた。
◇
「――ハッハッハッハッハ! やられた事をやり返す、なんと気分のいいことか! 〈ファイア・ビー〉でこじ開けた好機、ここで物にする!」
サムエルが獰猛な高笑いと共に引き金を引くと、山肌に取り付いた〈ピースキーパー〉のレールガンが後座し、爆発的なプラズマの砲撃音と共に二発目が発射された。地面を踏みしめる四本の大型脚部の中で発電タービンが唸りを上げ、すぐさま次弾発射のための電力を補填し始める。
〈アズガルド〉が空中で急停止して次弾を回避。飛行を続けながら牽制のガトリング射撃を放つが、自ら機動力を捨てて地上に降りた〈ピースキーパー〉は一切の回避行動を取らず、知ったことかとばかりに対T-Mech徹甲弾を連射する。
「徹甲弾は迎撃できないみたい。避ける速力もない。……黒い方をそのまま見てて」
「無論だ。このまま上手くすれば黒い方が落ちる。取り逃しても時間を稼げば〈ヘルファイア〉が獣型を落とす。これぞ一挙両得よ」
ディナが小さく頷き、黒紫の猛獣と競り合う〈ヘルファイア〉に視線を遣った。
ジークは完全に相手を御しており、片腕で巧みに槍を操って敵機の出鼻を挫き続けている。遠目には近接戦の駆け引きを完全に読み取ることはできないが、優勢なのは理解できた。あとは余計な邪魔さえ入れなければよい。
だがその瞬間――谷を挟んだ北側の尾根、
「射撃、やめて!」
ディナが鋭く叫び、操縦桿を引いてスロットルを開いた。傷だらけの脚部がジェット噴流を下方に噴き出し、〈ピースキーパー〉の巨体が高速で飛び退く。
直後におぞましい風切り音と共に砲弾が飛来し、機体があった場所を掠めた。〈ピースキーパー〉のそれに勝るとも劣らぬ超高初速弾!
「例の砲撃手か! どこだ?」
「
「やれよ」
言われるが早いかディナが手元のスイッチを叩き、格納してあったパネル型コンソールを展開。手動で胴体を旋回させ、
「敵は一発撃った、こっちのが早――」
彼女が最後まで言い切るより早く、同じ位置でマズルフラッシュが
「三連……!?」
ディナがもう一度回避機動を取ろうと操縦桿を引こうとした――同時に飛来した四発目が〈ピースキーパー〉を捉えた。砲弾が熱核エンジンを内蔵する〈ピースキーパー〉の前脚を撃ち抜き、暴走した高温のジェット噴流が内部で小爆発を起こす。
「あの弾速はレールガンの弾! ……
ゼリムハンが吐き捨てるように言った。
射撃の主は恐らく〈ティル・ナ・ノーグ〉。光学迷彩機能を持つ狙撃・偵察用の機体である。その特性上ここぞの闇討ちで真価を発揮する機体であるため、今の今まで介入するチャンスを窺っていたのだろう。
だが――それが今ここに潜んでいたことについて、ゼリムハンは何も知らされていない。〈ティル・ナ・ノーグ〉は事が起きてから現場に急行できるような機体でもない。
すなわちアリスタルフは誰にも知らさずに自分の手の者を送り込み、今の今まで監視させていたのだ。PRTO、パシュトゥーニスタン――あるいは自分たちまでも。
「不満はある、が……チャンスは拾わせてもらおう」
前足から黒煙を噴いて再び後退する〈ピースキーパー〉を横目に、アズガルドは尾根の陰から出るや否や急降下をかけた。
「ゼリムが来る! ならさァ!」
シャミルが呼応して両掌を立て、そこに開いた砲口から二条の粒子ビームを放つ。その狙いはそれぞれ〈ヘルファイア〉の右と左に大きく逸れていた。ジークは当然これを無視し、ビームの間を走り抜けて肉薄を続ける。
しかし――〈ヴァルハラ〉はそこで四足姿勢に移ると、枯渇寸前のエネルギー量を押して頭部ビーム・ラムを起動した。敢えて狙いを外した砲撃で敵の移動経路を限定し、確実にラムを突き刺す構え!
「……!」
「ヒャァハァァアァァァ――ッ!」
文字通り角で突き上げるがごとき一撃を前に、ジークは――ただ短く持った槍を水平に構え、〈ヴァルハラ〉のビーム・ラムに正面から突進した。
槍の先端が荷電粒子の衝角と激突し、大剣めいた超硬セラミックの槍身が高温の重金属粒子流によって融かされ削られていく。
だが――前に使っていたチェーンソー式のバトルアクスと違い、この大身槍の槍身は振動素子を鋳込んだ超硬セラミックの一枚刃だ。いくらか欠けた程度では刃の振動は止まらない。そして!
「ブッ壊してやるッ!」
ジークは間髪入れずに電磁機構で槍を撃ち出し、〈ヴァルハラ〉の『兜』を叩き欠いた。ビーム刃を発振していたフューザー群の一部が脱落し、十字楔型のビーム・ラムが頂点座標をミスしたポリゴンじみて歪む。
「!? ――クソがっ! 何だよコイツ! マジのバケモンじゃねぇかァァッ!」
突撃を阻止されたシャミルが咄嗟に頭を振るい、欠けた衝角をそれでも〈ヘルファイア〉に叩きつけんとした。だが三眼の怪物は即座に槍を引き戻すと、
数秒の押し合い。その間に飛散する高温の粒子が〈ヘルファイア〉の装甲を傷つけ、圧倒的熱量に炙られた小盾が赤熱――しかし、そこで終わりだった。
「……ビームが、消えた!」
〈ヴァルハラ〉の頭部に形成されていたビームの衝角が燃料切れを起こしたガスバーナーめいて衰え、消失。同時に黒紫の猛獣それ自体も一時的なパワーバランスを起こし、踏ん張りきれずに〈ヘルファイア〉の怪力に突き飛ばされた。
「ここで
呆然とするシャミルの耳元では、耳障りなビープ音が連続して響いている。コンデンサに蓄えられた電力がとうとう底をついたのだ。ジェットエンジンを回していればいずれ補充もされようが、今すぐには無理だ。数分はビーム兵器を使えない。
(勝った――この男、生かして帰せば脅威となる。ここで殺す!)
狙い通り。だがこちらも槍を破壊された。
ジークは穂先の前半分が欠けた大槍をその場に投げ捨てた。そのまま右腕で機能停止した左腕を支え、レールガンの砲口を〈ヴァルハラ〉に向ける――直後、横合いから突っ込んできた漆黒の重甲冑の姿を認めて舌打ちした。
「時間をかけ過ぎたか!」
「……この距離ならばっ!」
ゼリムハンの低い喚声と共に加速しきった〈アズガルド〉が空中を突進、三眼の怪物に左側からドロップキックを仕掛ける。
岩壁を蹴りつけたような重く硬い衝撃に怯みつつ、ゼリムハンは更に大型ガトリングの砲口を押し付けて接射を浴びせかけた。一転集中で叩き込まれた砲弾嵐が外装カバーを破り、エアロゲルを抉り、複合装甲層までも削り取っていく。猛烈な砲煙と火花が両者の視界を埋め尽くした。
「羽虫がよくも邪魔をしてくれたな!」
「ジナイーダが手傷を負うわけだ。が……俺とて素人のつもりはない。そう簡単にT-Mechをやられては、こちらもたまったものではないのでな!」
〈ヘルファイア〉が右腕で〈アズガルド〉を殴りつけて強引に撥ね退け、マイクロ・レールガンを連射する。ゼリムハンは的確な空中機動でこれを回避し、三眼の怪物の周囲を旋回しながら注意を引いた。
「この野郎――」
「シャミル、何もせず下がれ!」
「ち、解ってら……畜生が、次こそテメェのツラ抉り取ってやるからな!」
起き上がった〈ヴァルハラ〉が捨て台詞と共に前腕の翼膜を広げ、背中のジェットエンジンを噴射して尾根の北側へと飛び去った。
「機体は遅いが、こいつの方が腕がいい……お前だけでも!」
ジークが大槍を拾って一直線に突撃、跳躍して〈アズガルド〉に突きかかる。
それに対してゼリムハンは躊躇わず上昇をかけ、最大推力で逃げに徹した。長さが半分になった穂先が〈アズガルド〉を捉える寸前で空を切る。
「く……!」
「この借りは返す。いずれ、な」
〈ヴァルハラ〉を追って飛び去る漆黒の重甲冑の後ろで〈ヘルファイア〉が着地し、着地地点が陥没して放射状のヒビが走った。
標的を寸前で取り逃し、ジークが身を焦がすような怒りとともに右腕を握り締める。――その視界上に赤いマーカーが一つ表示された。〈ピースキーパー〉からのデータリンクだ。
「気を付けて。その辺から撃ってきたよ」
「例の透明な奴か。今更仕掛けちゃこないだろうが」
「そう思う?」
「味方が全員逃げてから狙撃を始める奴がいたら、馬鹿だ。……だがいなくなったことが目に見えない以上、警戒を解くわけにはいかない。地雷原と同じだ。奴は多分、それを利用してる」
ジークが周囲を最大限警戒しながら山肌を駆け上がり、射撃があった範囲を探ろうと動き始める。砲撃、足音、振動――全ての感覚と機体のセンサーを使って周囲を探るが、何もなかった。
「何にせよ、北に引き返すにも時間がかかるはずだ。今から追えば……」
「その有様で何ができる、馬鹿め。俺達がすることはもう何もない」
なお追おうとしたジークをサムエルが遮る――その時、背後から無数のエンジン音。
背部カメラに注意を遣ると、戦闘隊形を組んだPRTOの
その後ろには歩兵を載せた装甲輸送車に〈ヨコヅナ〉を4機搭載できる装甲トランスポーター、空には基地司令部が飛ばした戦況観測ドローンの姿も見える。救援にやってきた機甲部隊に違いない。
「T-Mech特務小隊へ、こちら第2機甲旅団戦闘団のアマレンドラだ。……この残骸は君たちが?」
「アマレンドラ大佐殿ですか! こちらT-Mech特務小隊の〈ピースキーパー〉です。たった今どうにか返り討ちにしたところですよ。こちらも修理途中だったのが水の泡になりましたがね」
サムエルが一瞬にして声色を切り替え、手慣れた営業マンのような愛想のいい声で呼びかけに答えた。どうやら顔見知りらしい。
「その声はサンドバル少佐か。無事で何より。……普段見る〈マロース〉とは違うな、倍はある。これもT-Mechか?」
「足は速いようですが、通常兵器の範疇ですな。これが40機弱に加えて、
「さすがだな。詳細は情報部越しに聞こう。安心して撤退してくれ」
「感謝いたします。ではまたビッグボードで! ――
快活に笑いながらサムエルが回線を切断し、即座に表情と声色を戻して「ノロマ共が」と毒づいた。
「マント付きの時と言い、自信なくしちゃうな。戦線はひとまず維持できたけど」
「それもどうかな。今日ではっきりしたが、相手はT-Mechを複数所有している。また攻めてきたら崩されるぞ――いよいよもって小康状態は終わりというわけだ」
「……俺は生きている。〈ヘルファイア〉も生きている。今度こそ殺す。必ずだ」
〈ヘルファイア〉が槍を担ぎ、半壊した機体を押して地面に落ちた黒紫色の残骸――電磁射突の一撃で砕き割られたビーム・ラムの破片を拾う。割れた装甲カバーの中では電源から切り離されたビーム・フューザーが重金属粒子の残滓を零していた。
「ともかく、基地とジャラーラーバードは守られた。少なくとも今日のところはな」
ジークは尾根に立ったまま機体をゆっくりと振り返らせ、街に灯りつつある光を見た。既に炎のような戦闘の昂揚は鎮まっていた。ただ荒廃して冷え切った感情だけがあった。ずっと以前から、ジーク・シィングの心の中は概ねそのどちらかだ。
光は中央街に多く、その周りは遠目にも疎らだった。恐らくあの光の何処かに今日会ったジナイーダもいるだろう。
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