「求む、最高の一万字!」企画から参りました。
いろんな作品を読んでいますが、一番独自の世界観で表現していて、こんな小説もあるのかと興味深く読みました。どんな本を読んできたのかなと、気になりました(。-ω-)。
読後、哀しいような寂しいような感覚になったんですけど、タイトルをもう一度見ると、この哀しげな運命も実は果て? この少年はどうなるだろう、と考えてしまいました。
面白い作品を、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
たくさんの小説たちを読んできて、それらに焦がれて書くようになった人間なので、興味を持ってくださるような中身になれていたなら嬉しいです。
少年がどうなるのか、運命の果てはここなのか、読者の方々の想像に任せていますが、それを考えてもらえるだけで作者冥利に尽きます!
こちらこそ、読んでくださるばかりでなくコメントまで、ありがとうございました。
ああ、ディリーフも人であったかもしれないとは、悲しい、本当に悲しい終わり方です。『少女』という人称が、『鬼』に変わった瞬間、『おわり、もしくははじまり』という小題を見て、少し鳥肌が立ちました。これ以上、不幸な元人間を産み出さないためにはどうすればいいのでしょうか。鬼の所に行かず、人から遠ざけられても我慢し、理不尽な運命を受け入れるしかないのでしょうか。願わくば養い子が、手遅れになる前に、解決法を見つけますように。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まず、まとめてのお返事になりますことをお許しください。
指摘していただいたところはゆっくりと吟味して、より良くする糧にさせていただきます。丁寧に読んで頂き、ありがとうございます。
あまり普段書かない文体に挑戦してみようという試みでして、その分自信がなかったので残酷さが際立つなど言ってもらえて安心いたしました。
鬼と人の何度も繰り返されたであろう運命の話を書きたかったのでそれを汲み取っていただけて嬉しいです。「あるいは巡らない」いつか途絶えるべき、それが今代に限らずとも。
ご指摘だけでなく感想までいただけてとても励みになりました。ありがとうございます。