暇人が読む漫画紹介

第5話 今回はヤワイので・・・

　最近単行本がでた漫画だが、【メイド　イン　ひっこみゅ～ず】。ご存知だろうか？

　作者は、以前話題になった、オレンジ色のハムスター毛布を被る干物妹なのだが・・・。ならば、それなりに知られていそうなのだが……。どうも知られてないような気もしてならない。

　内容は、妹バカの天才臨床心理学教授のお姉ちゃんに誘われ、アルバイトを始めた引っ込み思案の妹・・・そこはメイド喫茶。集ったメイドは、なんと皆、引っ込み思案。

　そんな娘たちが、妙な化学反応を起こして、なんだかんだと、やってる物語。

　しかし、単行本１、２巻を終えて、メイド喫茶、開店まだしていない。

　単行本未収録の最新話付近では、なんとか開店した……が、引っ込み思案のダメな連鎖反応で店の一部が崩壊してしまい、再び閉店という始末に終わっている。

　コレまでの投稿やコメントなどから、こういうのを読むのを意外に思われるかもしれない。私は、堅苦しいのが好き・・・という印象が強いか？

　おそらくは文体から、ネタから、そんな印象を与えるかもしれない。まぁ、堅苦しいのは好きというか、深いところまで考えるのは、悲観論・性悪説を基盤にしてる私は、いつものこと。

　――だが、実のところ、腑抜けというか、堕落というか・・・。それも好む。

　寧ろ、金さえあれば、年がら年中、家に引きこもり・・・。ああ、それは体がなまるので遠慮するが……。

　例えば、朝の７時くらいに起きて、朝飯前の筋トレ、洗濯機を回し、飯を食い、掃除を行い、洗濯物を干し、布団を干し・・・それが終われば、朝の二度寝を楽しむ。

　そんなこんなで、午前を終了。

　昼餉を摂取し、残る家事を、洗濯物を取り込み、買い物ついでに図書館や、本屋を巡る。

　そして、家に帰り、晩ごはんを取り、筋トレ、読書、物書きなどと、適当に過ごし、時間が来れば・・・就寝。

　そんな、日常を・・・ダラダラと大雑把な予定の中で暮らしたいものだ。（休日には、少しやってる。）

　・・・と、まぁ、そんな願望の一部を実現したような、干物妹がゴロゴロする漫画・・・あのダラダラっぷりは、なんとも理想的だろう。

　まぁ、ポテチとか、コーラとか、バカ食いするのは、なんとも・・・あの麻薬に等しい組み合わせは、それをやって、身内がブクブクと太ったのを思い浮かべると、やる訳にはいかない。

　しかし、一日中好きなテレビゲームをやるのは望むところ。

　前作も、今作も、あの特徴を捉えた二頭身ポンチ絵的なダラダラは癒やされるなぁ。