第5話
大阪でのホテルは。意外とすぐに見つかった。
「ふぅ、つかれた」
すぐに眠れると思ったが・・・
なかなか寝付けない・・・
「お花畑に行ってこよう」
ベットからでて、お花畑に向かう。
洗面所・・・
鏡があるが・・・まさかね
「やあ、元気?」
「うわっ、こんなところまで・・・」
少女が笑っている。
「お疲れ様、どうお城めぐりの旅は・・・」
「まだ二つしか見ていない・・・って、もしかして・・・」
「ビンゴ!」
やはり、こいつか・・・
「でも、どこから見てた?」
「エヘヘ」
「プライバシーの侵害だぞ」
「四六時中見てないから、安心して・・・」
そうは、言っても・・・
「そんなわけで、明日は安土城ね」
「何で決める、大切な出会いとやらは、そこか?」
「違うよ。ただね」
「ああ」
「未来の君、つまり私の旦那さんだけどね」
「ああ」
「安土城跡で、お城の好きなタレントさんが、お忍びで来てるの」
「それで、まさかサインをもらっておけと?」
少女は、頷く。
「なくしちゃったから、大切にしておいてくれって」
「それだけ?」
「うん」
たく・・・
俺は、ミーハーではないんだが・・・
「で、安土城の後は、どこへ行かせる気だ?」
「帰りなさい」
「ワンスモア?」
「だから、お城の旅は今回は、これでおしまい」
立ちつくしかなかった・・・
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