第4話
お城を見るのは好きだ。
でも中には、入らない。
当たり前だが、中は近代化されているので、夢が崩れる。
外から見て、物想いにふける。
これが、醍醐味だ。
でも、写真だけは撮る。
【露と落ち、露と消えにし我が身かな
この世の事も、夢のまた夢・・・】
てね・・・
《浪速の事、だよ》
えっ?
聞き覚えの声がしたような・・・
気のせいか・・・
次は、姫路城だ。
白鷺城と呼ばれている美しい城だ。
JRなら、大阪まで出て、新快速がいいらしい。
もっとかかると思っていたが、あっと言う間に着いた。
スピード化はいいが、旅情は薄れるな。
しかし、かなり快適だ車両だ。
東京では、考えられない。
電車には、詳しくないが、後で調べてみよう。
姫路城に着いた。
写真で見るよりも、美しい城だ。
ここも、写真を撮っておこう。
パシャッ
次に行こう。
次はどこがいいかな・・・
《大阪で一泊泊まって、明日は安土城の跡地に行きなさい》
あれっ?
また空耳か・・・
他にもたくさん見たい城があるのだが・・・
まあ、ホテルでゆっくと考えよう。
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