「よーし、席につけー」

担任の桜田先生が入ってきて生徒達は席に着いた。

そして、美夕と舞花を見た弥彦はとても不機嫌そうな美夕と舞花を見て「あー、めんど」と思った。

「今日は一時間目に自己紹介で二時間目に体育だ、それだけ以上、解散」

そして、桜田先生は解散と言うと、すぐに教室を出て行った。

それを見た弥彦は、「適当だなー」と小声で言った。

「弥彦君」

「なんだ、祐也てか、君はいらないよ」

「わかった、弥彦」

「なに」

「自己紹介はどういう風にする？」

「普通にするよ」

「そうか、そうだよな」

そして、祐也と弥彦は楽しそうに話しをしていると美夕と舞花が弥彦の席に来た。

「ちょっといい、やっくん」

「えっ、なぜ」

「いいから、やっひー」

「わ、わかりました・・・」

弥彦は、不機嫌そうな美夕と舞花に連れていかれた。

それを見た祐也は、口に手を抑えて弥彦が連れていかれるのを笑っていた。

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