第17話
「それじゃあ、美夕!、舞花!、帰るぞ」
「えー、もう帰んのー」
美夕と舞花の父が、美夕と舞花に帰るぞと言うと、舞花がまだ帰るのが嫌そうな顔をして言った。
すると、妹の優奈が舞花に「舞花姉ちゃん帰っちゃうのー」と言うと、舞花は弥彦の妹の優奈のキラキラとした瞳に心を撃ち抜かれた。
「可愛いなー、優奈ちゃんは!」
「舞花、おじさんも言ってる」
「いいじゃん、やっひー」
「だいたいなー、優奈はおまえの妹じゃないんだぞ」
「なに、やきもちですかー」
「ちげぇわ!」
舞花は、弥彦の妹の優奈にベタ惚れしていて、いつまでも帰ろうとしなかった。
そして、何とか舞花を帰らせて部屋でゆっくりゲームをしたい弥彦は帰らせようと必死に説得していると、それが裏目に出て「やきもちですかー」と言われて弥彦は舞花にイラッとした。
「そうか!」
「いきなりどうした」
「私がやっひーと結婚すれば、優奈ちゃんは私の義理の妹じゃん!」
「ま、舞花!、あなたなんてことを」
「なに?、美夕」
舞花が、いきなり弥彦と結婚すれば優奈と義理の関係になれると言うと、美夕が少し怒った口調になりながら「あなたなんてことを」と言った。
すると、舞花と美夕のガン見しあってるのを見た弥彦は「おいおい、お前らはなんちゅー、話ししてんだ」と呆れながら言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます