第8話

「やっくんさー・・・」

「う、うん、なんだ・・・」

弥彦は、美夕に突然話しかけられて少しドキッとした反応をした。

そして、それを舞花は何か不機嫌そうにしていた。

「やっひーさー、私達がいなくなってどう思ったー」

「あー、行っちゃったなーと思った」

「それだけ!?」

「まあ・・・」

弥彦は、舞花にいなくなったときどう思ったか聞くと、弥彦はそんな落ち込んでない言葉を返すと、舞花は「それだけ!?」と、弥彦に迫った。

そして、それを聞いた美夕は「はぁー」と、弥彦と話しが出来なくてため息をついた。

「まあまあ、とりあえず家の前についたから俺はこの辺で・・・」

「もう!、じゃあねやっひー」

「じゃ、じゃあねやっくん」

「おう、また明日」

そして、弥彦は家の玄関に入ると「なんだ今日のあいつら・・・」と、弥彦はハラハラが止まらなかった。

「おかえり、弥彦ー」

「ただいま、母さん」

弥彦が帰宅すると、弥彦の母が夕飯を作っていた。

そして、弥彦が夕飯を見るとなぜか夕飯の量がいつもより断然多かった。

「あれ?、だれか来るの」

「ん?、あれ、言ってなかったかしら」

「なにが?」

「今日は、美夕ちゃんと舞花ちゃんが家に来るわよ」

「えっ?、えええぇぇぇーーー!!!」

弥彦は、予想外の事態に一度フリーズして驚いて大声を発した。

それを聞いた弥彦の母は、なんでそんなに驚いているのかと不思議そうに思った。






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