幕間
第XX話 神々の園―天地創造―
「うーん……」
「どしたのナズラ?」
「ああいや、世界の創り方が全然わかんなくて」
「良いんだよ、テキトーで。ほら、ここをこうしてこうしちゃってさ」
「うわ、やめろって! うわ、この山なんだよ? イラの世界のより雑……でもないか。どうなんだそれ? 大丈夫なのか?」
「良いの良いの。ほっとけば勝手に形が整ってくるから」
「うーん、まあ、うん、うん?」
「あんまり凝り性だとシャラみたいになっちゃうよ?」
「悪い例みたいに言わないでもらえるかな」
「えー、でもさ、シャラの世界に来た魂びっくりしちゃうでしょコレ」
「どうせ記憶はなくなるから良いんじゃないか?」
「ナズラの言う通りだぞ。それに、三つとも似た世界だと転移する人間が飽きるだろう」
「そんなポンポン転移しないと思うよ?」
「どうだろ。どう思う?」
「そのうちわかるさ」
「あ、悪いこと考えてる」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます