SAYONARA
床町宇梨穂
SAYONARA
SAYONARA・・・別れの言葉だ。
いつからさようならは、SAYONARAになったんだろう。
人々はいつの日からか、さようならを使わなくなってしまった。
その日の仕事が終わって帰る時。
デートをして恋人と別れる時。
電話を切る時。
誰もさようならを使わなくなってしまった。
さようならがSAYONARAになった時、意味までもGood-byeからSo Longになってしまった。
僕は彼女と別れるまでその事を知らなかった。
あの夜だって僕はさようならを言ったつもりだったのに、彼女にとってはSAYONARAだったらしい・・・。
SAYONARA 床町宇梨穂 @tokomachiuriho
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます