第2話 暗殺不可能

ここが京都――。

暗殺はターゲットを逃したら終わり。

だから

「逃さん。」


「ありゃあ――藤堂平助か、」

さぁ、暗殺、暗殺♪


「ていやっ」


一発蹴りを


「咬ましましょぉ!」


平助「うぉぇえ?!」


「ちぃっ!!」


次はぁ!


「刀ぁぁぁあああ!!」


ビュッっっ


が、後ろから手が‥‥


「え」



??「おらおらおらぁぁぁあ!確保おおおおおお!!」


「え、ええええええええΣ(Д゚;/)/」


土方「真喜志 銹 (まきし しゅう)新撰組がぁあ」


あ、やべ。


土方「かぁぁぁぁああくうううううほおおおおおおお!!!」


がしゃり


沖田「あららぁ、副長、気が早いなぁ~」


土方「総司。」


「どうするつもりだよ。」


土方「幕府に申し出て殺す。のみ。」


「――――殺す?」


人に言われたのはじめてだ。


土方「なんだ?俺らを殺す気か?」


いいや。


「あははっ、バカなこというなよな。

殺せねぇよ。連れてケ。」


お前らは




暗殺不可能だ――。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

涙を流して何が悪い。 宇治 @minori524

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ