2020/5/6 灰色の夕方



2020/5/6 灰色の夕方




最近、猫の散歩がてら

庭の雑草を引っこ抜いているのですが

ひとつ引っこ抜くたびに

命を毟っているような

そんな気分になります。


残酷な人間だなって思いながら

それでも次から次へと

命を引っこ抜いていくのです。



言葉で人を救えるものか。



なんて、思ったりもしてきます。

残酷な人間の吐瀉物のような言葉で

誰を救えるというのか。



なんて、思いながらもやっぱり

雑草を引っこ抜き続けるのです。

どうせ明日には新しい葉が芽生えるのだけど。

私の行動など無駄なのだと

静かに語りかけるように

草木は生き生きと生茂るのだけど。


ただ、引っこ抜けないものもあって

それは木になりかけてるやつとか

花が咲いてたり蕾が付いてるやつとか

虫がムシムシしてるやつとか(これが一番ムリ)


そうやって

命の選別をしながら

取りこぼされた命を引っこ抜いている

そんな最近です。

残酷な日々を積み重ねてます。



だんごむし

めっちゃおったな…

時々、根っこと一緒にミミズも

飛び出てきおったし…

よく分からん派手な色の飛ぶやつも

ぶんぶんしておったな…


蚊がいないだけまだマシか。

蚊のシーズンになったら

庭など見えないものとします。

蚊になど喰われてたまるか。



何が言いたかったのか

分からなくなってきたな。



まあ、どうでもいいということです。





あ、雨が降ってきた。


雨降ると、晴れたとき

どんどこ葉っぱ出てくるんだよな。

植物の生きる力はもの凄い。


弱いのは人間くらいですね。



まあ、これもどうでもいい話です。





この感覚、詩にできないかな。


それを言いたかっただけです。

きっと。



でももうここで吐き出しちゃったから

どうでも良くなってきたな。




雨の降り方が優しくて心地良い。


それだけで十分な気がします。






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