このエピソードを読む
2021年12月8日 17:06
虫の知らせはあります。当方がぼろアパート暮らしをしていた学生時代(まだ携帯のない時代)、早朝、寝ていた布団の上から、ふと見ると、畳がいたるところゴツゴツと盛り上がっている。奇妙で不気味な幻覚であった。そのとき、まだ早朝(たぶん朝6時くらい)なのにトントンと扉を叩く音。あわてて扉を開けたら、だれもいなかった。廊下は10メートルくらいあり、どの部屋もシーンと静まり返っている。これも幻覚かと思って、再び寝床に横になったら、アパートの大家が急を報せる。「あんたのおばあちゃんが亡くなったと、いま実家のほうから電話がありましたよ」
作者からの返信
それは間違いないです。おばあさんは、はるばる可愛がっていた孫にお別れを言いに来たんですね。「そういう世界」は確実にありますね。
虫の知らせはあります。
当方がぼろアパート暮らしをしていた学生時代(まだ携帯のない時代)、早朝、寝ていた布団の上から、ふと見ると、畳がいたるところゴツゴツと盛り上がっている。奇妙で不気味な幻覚であった。
そのとき、まだ早朝(たぶん朝6時くらい)なのにトントンと扉を叩く音。
あわてて扉を開けたら、だれもいなかった。廊下は10メートルくらいあり、どの部屋もシーンと静まり返っている。
これも幻覚かと思って、再び寝床に横になったら、アパートの大家が急を報せる。
「あんたのおばあちゃんが亡くなったと、いま実家のほうから電話がありましたよ」
作者からの返信
それは間違いないです。
おばあさんは、はるばる可愛がっていた孫にお別れを言いに来たんですね。
「そういう世界」は確実にありますね。