第9話ご説明
へぇ〜じゃあ結構いい能力を手に入れたのか。
するとベルはあ、と思い出したかのように話し始めた。
「そういえば副属性もわかったよ!ユウトは火属性だよ!」
ん?おれ火属性?でも俺戦闘中火なんて一度も使ってなかったぞ?
疑問に思った俺はお姉ちゃんに聞いてみるしかないと思い、質問をした。
「副属性がわかったのは嬉しいんだけどさ一度も使ってないのによくわかったね。お姉ちゃんなんでわかったの?。」
するとお姉ちゃんは、あんまり悩まず、すぐに話し始めた。
「うーんとね〜、今日ユウトは魔金属の柱を出したでしょ?解除した時どんな感じに消えていった?」
お姉ちゃんが問いかけてきたので俺はありのままを答えた。
「地面に落ちる前に炎のが出て燃え尽きたね。」
「そうそれなんだよ!それが副属性の見分け方だよ!」
そういうことか、自分の魔力を解除した時に消える演出で副属性がわかるのか。
でも、ユウトにはもう一つだけ疑問が残っていた。
「ねーねーお姉ちゃん、なんで俺は気絶したの?俺そこまでやわな鍛え方をしてないはずなんだけど。」
それもそうだ、ユウトはこの一ヶ月間本物の地獄を見た。本心から(ヒィィィ〜〜)という言葉を聞いたことがあるか?否!俺は全くない!
というぐらいかなりの地獄を見た、だが、その代わりに強靭な肉体、体力、体幹が出来上がっていたのである。
なので相当な事がない限り気絶するとということはないのだ。
するとベルはユウトの疑問に答え始めた。
「んーとね〜体力と魔力は、別なんだよね〜体内の魔力量がすっからかんになっても気絶するし、体力がもたなくても気絶するよ〜。ま〜今回はユウト始めて魔法使ったでしょ?その時に魔力回路ができて最初とは思えないぐらい魔金属出してたから気絶したんだよ〜普通ならコイン一個分が精一杯なのに。」
と、ベルはすこし心配そうな顔をしていた。
俺はお姉ちゃんを心配させたくないので元気だよアピールを体でした。
するとベルは心配して
「かなり魔力を消費してて多分疲れてると思うから今日はもう休んでね♪」
ベルはそう言って部屋を出て行った。
その夜リビングでベルは独り言をつぶやいた。
「私も、いつかは過去と決着をつけないといけないしね。」
と....
次の日、俺はすこし早めに起きてしまったので、すこし外に起きて魔金属の生成をしようとしていた。
だが、なかなか出てこない、
「ふんぬぅ!!」
声が出るほどに力を入れて、やっと出たのがコインぐらいの鉄屑が一握りが精一杯だ。
いつも起きている時間になったので俺は諦めて家に戻った。
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