第378話 筆休め。象徴(怪獣)一覧であります!
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久遠真刃の怪物型の象徴。
全高約100メートル(魂力が最大時)。
その頭部は雄牛のような角を持つ羆。
全身は灼岩で構成されており、樹の根のように溶岩流が這っている。
両腕は地面につきそうなほどに長く、肩回りと上半身が異様に大きい。
背中一面と、肩から二の腕にかけては、燃え盛る無数の赤い巨刃が乱立している。それらは重なり大きな竜尾になることも可能。
爪状に割れた胸部内には大きな空洞があり、まるで溶鉱炉のようになっている。
全身には黒い《制約》の鎖が生えており、それが虚空や地面に繋がっている。
ただその鎖は物理的に拘束するよりも、対象に自重の十数倍の重圧を加えることが目的なので、鎖自体は意外と動きを阻害しない。
全身の灼岩はよく赤いと表現しているが、高熱で炭化している部位も多く、骸鬼王は黒い巨躯に赤い溶岩流が流れているような色合いをしている。ただ溶岩流と灼刀が常に赤く輝くため、全体的に赤く見える。
イメージとしては溶岩溢れる火焔山の化身。
少しメタな話をするとFF14のベヒーモスの立ち上がった姿を意識している。
主な能力は火炎。
アギトや胸部からは熱線。
腕を振るえば大爆炎を引き起こし、背中や腕の灼刀からは追尾型の光弾も撃ち出せる。
必殺の火炎術式である《災禍崩天》は全方位に向けて放射する超広範囲の殲滅の業火。
さらには《制約》を解除している事と、頑強な封宮内である事が前提だが、高速での接近戦も可能。えげつないぐらいのオールラウンダーな大怪獣。
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天堂院八夜の怪物型の象徴。
全高約25メートル。
巨大な単眼の、氷で造られた怪猫。
前脚は人に似た腕。指も五本ある。背中は蛇腹剣で覆われおり、体毛の長い猫のように見える。
尾は三本持っていて、それも鋭利な氷刃になっている。
イメージとしては猫だけど九尾の狐。
主な能力は氷結系。
アギトからは吹雪を吐く。巨体ながらも猫だけに軽快な動きもする。
必殺の氷結術式である《
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火緋神燦の武装型の象徴。
全高約80メートル(全高と言うより横幅になる)。
黄金色の天上都市。幾つも塔が乱立し、そこから無数の砲撃を放てる。敵の頭上に移動すれば、直下に対して莫大な雷を振らせることも可能。
燦はまだ自分の象徴をよく把握しておらず使用していないが、実は無数の小型戦闘機みたいなモノを出撃させることも出来る。
イメージは言うまでもなくラピュタ(笑)
主な能力は炎と雷。遠距離攻撃を得意とする。
必殺の術式はまだ不明。
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天堂院六炉の武装型の象徴。
全高約30メートル。
白く長い毛に覆われたずんぐりむっくりした姿。頭部にはヘラジカを思わせる巨大な角。
両手は長く巨大で鋭い四本爪を持つ。
見た目的には口はなく(実際には体毛の下に大きな口がある)、円らな金色の瞳だけが輝く。
吹雪の化身であり、普段は下半身が景色に溶け込んでいるが、実体化することも可能。その際、足は体毛の中に隠れている。
イメージは雪男だが、若干、長い毛の生えたもじゃもじゃトトロを意識している。
すべての象徴の中で唯一、自我的なモノを持っている象徴。
愛称はモフゾウさん。
六炉は指示を出して戦うが、実のところ、六炉が思っただけでモフゾウさんに指示は伝わる。
主な能力は氷結系。
弟同様にアギトからは吹雪を吐く。実体化と吹雪化を巧みに切り替えて戦う。
必殺の氷結術式である《
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全高約40メートル。
六本腕の黄金の魔猿。腕や額には金環を装着し、胴当てやボトムスには中国の鎧装を纏う。
イメージとしてはまんま斉天大聖孫悟空。
主な能力は高速移動と近接戦。
万物変化の武具である紅如意を使ってかなりトリッキーな戦い方をする。
両足に雷雲を発生させて、滑走するように高速移動できる。遠距離での搦め手も含めてヒット&アウェイを得意とする。
必殺の術式はまだ不明。
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久遠桜華の怪物型の象徴。
全高約60メートル。
逆立つ白い炎の髪に、瞳だけを開いた無貌の黄金の仮面。金の肩当てと、大きな円環を背負っている。体は女性的なラインであり、夜空が収束されたかのように全身に星が輝いている。
両手には白と黒の巨剣を携えている。
イメージとしては夜空を人型に圧縮した女神。
他の象徴は意志だけで動かすのだが、これは桜華の動きをトレースする。
主な能力は剣技。
白剣は鋭さを重視した剣。黒剣は黒い炎で再生を阻害する剣。この二刀を駆使して戦う。
またどちらの剣も光線を撃ち出すことが可能。
必殺の術式はまだ不明。
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火緋神杠葉の武装型の象徴。
全高3000メートル。
全象徴の中でも最大の象徴。
全身が炎で構成された球体であり、そこから100メートルサイズの煌龍の群れが生み出される。
煌龍は単体としては他の象徴よりも弱いが、何度破壊されても即座に復元する。
煌龍の群れの主な攻撃方法は牙と爪、龍体での巻き付き。アギトからの火炎。不滅ゆえに仲間ごと攻撃する。
本体である太陽も自ら火柱で攻撃できるため、煌龍で捕えた後、巨大な火柱で粉砕といった攻撃方法もある。太陽自体も自ら移動することが可能で、距離をとられたのなら追跡して体当たりすることも出来る。
必殺の術式はまだ不明。
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