第3話 ドイツ産業界の決意

事故がどれだけ大変なものかを知った。先が見えない延々と続く事故処理。発生するのは後ろ向きの問題と費用ばかりである。


この一文を読んで貰いたい。

目標は輸入燃料に依存しない、確実で安定したエネルギー供給、安全で安心、環境にやさしいエネルギー供給であり、ドイツを世界で最もエネルギー効率の高い、豊かな国のひとつとすることである。再生可能エネルギーへの転換に伴うさまざまな問題を克服するために、発電、蓄電、エネルギー効率、環境などの面で技術開発やノーハウ蓄積が進められているが、それは将来にわたってドイツの国際競争力の維持・拡大にも寄与していくとみられている。(参考:「エネルギー転換に関するドイツ産業界の基本的考え方」)。


政治が決断すれば産業界も従うしかない。福島から学んだドイツ、原発再稼働に舵を切った日本。両国の差はこの先明瞭になるだろう。

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