『地球の侵略者!』
やましん(テンパー)
『地球の侵略者!』
※ これは、科学理論を知らない、相当な愚かものさんが、書いたものであり、まったくのフィクションであります。ただ、多少の、まあ、なんといいますか、つまり、どこかの『※※※』さんがおっしゃる、ひねくれた『負け犬』の、遠吠えというか、………では、ないとは、まあ、はっきりは、言えませんけれど…………
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いまから、約3万年後、地球人は、全宇宙を侵略しつつあった。
圧倒的な軍事力と科学技術を持ち、鉄壁の団結力と、ひとりの皇帝による恐るべき統率力で、他の生命体をまったく寄せ付けず、短期間に宇宙侵略を成し遂げようとしていたのである。
その、情け容赦ない、残虐で、独善的な支配は、あらゆる知的生命体を、震えあがらせていたが、抵抗は、ただ、自らの滅亡を意味していたのだった。
最後に残った、惑星『やましん』は、強かったから残されたのではなく、なんの魅力も、目立った資源もなかったので、ずっと、後回しにされてきていたのである。
これが、『地球人』が冒した、最初で最後の間違いであった。
惑星『やましん』は、『宇宙最終爆弾』を、極秘裏に開発していたが、つい最近、完成させていたのである。
彼らが作った、唯一の、まさに、『夢のごとき』、最強な兵器であった。
ただし、実験は、できない。
惑星『やましん』の首相は、ついに、震えながら、ボタンを押したのだ。
この宇宙の、すべての物質が崩壊し、時間は停止し、ついに、何も無くなった。
地球人による、宇宙侵略は、ようやく、しかし、あっけなく、終わったのである!
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やましんには、再び、うっとおしい、朝が訪れていた。
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おしまい
『地球の侵略者!』 やましん(テンパー) @yamashin-2
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