第11話
レマリア王国・ディノグリス帝国・ロマーゲス帝国・中立同盟諸国共同経済制裁発動。
アザリアーノは鉱産資源の多くを中立同盟諸国に依存している。更にほぼ全ての物流にエルフや亜人種が噛んでいる。そこをストップさせ各国はかなりの人員を引き揚げた。
更にレマリア王の俺の直轄軍が軍事境界線で3つに分けた部隊で散発的に攻勢をかける。
直人と奈緒の両名の指揮下と俺の直卒の3つだ。
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アルザス大公国アザリアーノ王国から離反。即日ウォルター・フォン・ピッツレーゲン中将指揮下のレマリア王国軍第47騎兵師団が駐屯。
ロードリング公国アザリアーノ王国から離反。ハヤト率いるレマリア王国第6猟兵旅団が防衛に協力。
アデルバート連邦はアザリアーノとの同盟を宣言、聖教会の腐敗と魔族の台頭を正すと宣言し隣国のナザレ同盟加盟国ハラール汗国に一斉攻勢。ロンナー・フォン・ランド元帥指揮下ディノグリス帝国軍騎兵7万、魔道兵8万が救援。レマリア王国第4歩兵軍が翌日到着。戦線は膠着。
ハル・エントリス大将指揮下のディノグリス帝国軍魔道騎兵4万がロルドスール・ハーレン中将指揮下レマリア王国軍第4猟兵師団と共同しロマーゲス帝国首都近郊で公開演習を開始。
国王ヴァン国家大元帥指揮下レマリア王国軍第1軍魔道騎兵6万、魔族歩兵4万、軽騎兵2万、猟兵6万がアザリアーノ王国外周属領に侵攻を開始。
2ヶ月後、大陸各地で大きく動いた。アザリアーノ王国は揺れている。アザリアーノの本国領土の外、旧征服地を侵攻。それに呼応し隷民達が反乱を開始。慣れど早々に叩き潰され役には立たなかった。属領や属国に兵力を負担させてきたアザリアーノ王国軍は精鋭10万の騎兵を擁する本国軍が始動。更に東方の蛮族がアザリアーノ王国に味方し参戦。東西に挟まれる事となった。
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「練度は我々の方が高い。故に東から叩く。蛮族如きが我々に勝てるとでも思っているのか?」
歩兵部隊と機動防御用の騎兵を残し魔道兵と魔道騎兵のみを連れ東部戦線へと向かう。東部には現在4個師団が展開され、敵主力を易々といなしている。
つまり、俺たちの到着が決戦の時だ。
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