第4話皆様...ちょっとよろしいでしょうか
おはようございますぅ、いや……ウソですログアウトしたけどまだ寝てますよ~~、すやぁ……。
あんまりいい寝覚めではなかった、二度寝は正義だ。
◆ サクヤ&ツカサさん突撃(
「
お父様が私の初めてのお友達にイタズラしたのは間違いない。
|お父様……つまりゲームマスターでもやっていいことと悪いことがあります。
ぷっつんいたしました、家のメイド長である
すぐに被疑者を捕獲し、お仕置きを執行した。
数分後、ボロボロになった(私の爪で)お父様が苦しい言い訳をすることになった。
「お父様、どういうことなのか説明してください」
錦財閥という日本最大財閥の党首も、愛娘が相手では分が悪いのかしぶしぶ話し始める。
「
「はぁ?御冗談はお顔だけでよろしいのですが?」
「いや……プレイヤーの行動によって物語の方向性を変えるのは、事前に決定されていたのだが。条件を満たしたのがまさか……あのゲームをゲームと思ってないような行動をし続けていたプレイヤーがおもしろくなり、ステータス上限解禁を手助けまではしたのだが……まさかお前の友達だったとは気が付いたら『魔王の資格」を満たしてしまっておったのだ』
「
いや……じゃもん、とか言っても全く可愛くないのだけれど、悩む……
「むぐぐぅ……」
「わかったわ、今回は仕方がないけれど、今後私のお友達に負担をかけるようなことは絶対にやめてよね」
……と盛大なフラグをおっ立てるが――これは
…… 学校にて
「
寝ぼけてなんとか返事をする、目の前には金髪の美少女がいるのだ、きっとまだ夢の中なのだろう。
「おあようさくやぁ」
「一晩で砕けすぎです、
「あ~ごめんごめん、友達だと思ったら気が抜けちゃってさぁ――って朝ぁ?!?!」
私の叫びによって、とても使用人を召し抱えているような家とは思えないような騒がしい朝を迎えた……。
なんだなんだ?っと他の使用人の人たちも集まって来たが、
「刹那はお友達だからこれでいいのです!」
「「「「――はい、かしこまりました」」」」
あ……それで良いんだ?
「
――あぁ、それを食べたいからフォローしたのか。
最速でオムライスを作った。
そして気になることを質問することにする。
「ところで……そこのボロボロのおじさんはどちら様ですか?」
「ワシは、
「はた迷惑な
辛辣な言葉を
……て、へぁ!?
……
「え……っとぉ?
「む……娘のためによろしく頼む……」
それだけ言って涙目で
「あの方は
うん――娘って強いね!
娘に嫌われたらこの世の終わりっていう感じのラノベもよくあるもんね、
……
「
お……!呼び捨てになった、お友達モードといった感じになって来たね。
「クランを作りましょうか」
クラン=魔王軍を作りましょうって脳内変換されるんだけどそんなに間違ってないよね?
「残りのクランメンバーには目星をつけてあります、学校に行ったら勧誘しましょう」
ほうほう、どれどれ?メンバーの名前を聞いていく、全員クラスメイトじゃないですか、ふむふむ……。
そのメンバーとは。
の3人だ、そのうちの
クラスで噂になってますよ?これはゴシップを期待しちゃいますよ?
後の二名はと言うと。
……
――そして昼休み
え?なんで
……
今回勧誘候補に挙がらなかったクラスメイトの一人、
最も、
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