第20話 FACE to FACE


<第3ワークプレイス リンカネル>


亮太「さすがにモニターまでは割れてなかったか…やばかった、昨日は」


吾妻「あの男、一人では危険すぎる」


亮太「俺が1番分かってるさ。はい」


吾妻「ピースメーカー。署長のものか」


亮太「最初は俺が話を付ける。あの人とは、最終段階に移行する前に、決着を付けなきゃならない。俺自身が、先に進めない…合図をしたら、援護を」


吾妻「…約束は?」


亮太「ここで俺が倒れるわけに行かない、わかるだろ」


吾妻「…了解」


亮太「理紗、頼む」


亮太は上半身の服を脱ぐ。


右腕には、入れ墨。

鍵和田と同じものだ。



朧「…ほんとに、ほんとに、無理はしないで」


朧は亮太にサラシを巻きながら、彼の身を案じる。


亮太「…君の爆弾、最高にイカしてた」


亮太はタバコを吹かす。

この短いタバコを吸い終えたら、コンテナ地区に向かう。


朧「うん、うん…絶対帰って来て。まだ、終わらないよ、悪者を全部やっつけるまで…だから…」


亮太「悪者って、どこの誰なんだろうな…それを決めるのは、決められるのは…神様は居ないとしても…」


朧「それを定義する為の神様で、宗教…だと思う。人は、弱いから。でも、宗教の神様は結局、教祖という一人の人間。弱い人間が上に立てば、必ず歪みが生じる…」


亮太「俺もその、弱い一人だ。現に、歪みだらけのやり方しか出来てない」


朧「亮太はずっと、私のヒーローだよ」


亮太「…ダークヒーローは、生き残る。最終話までは」


サラシを巻き終わった朧は、亮太の背中を叩く。


朧「…行け、トリックスター!」



亮太「いい女だ」





<中華 福耳>


一階に降りた菫は、鍵和田の存在に気づく。

今日はママが不在だというのに。


菫「あ、晶悟さん…どうしたの?」


鍵和田「菫ちゃん、上にいたのか…バレちゃしゃーなしだな、はっはっは」


菫「ねえ、なんか、顔が怖いよ?」


鍵和田「菫ちゃん。これをママに預けてくれ」


鍵和田は17年前からの愛銃デザートイーグル、そして因縁の鞘をテーブルに置く。


菫「…晶悟さん、どこにいくの」


鍵和田「そいつは企業秘密だなあ、はっはっは。…もしもの時は、それを、ケンに。そう伝えてくれ」


菫「……ばか」


鍵和田「あ、ちょうどいいや、これ巻いてくれない?」


菫は頷き、鍵和田にサラシを巻く。



菫「しょーごさん」


鍵和田「んー?」


菫「一生、私のデッサン人形になってください!!!」


鍵和田「おお?全然いいよ!」


菫「ほんと!?」


鍵和田「おじさんマッチョだからな!参考になるでしょ!」


菫「分かってないし…最低!」


鍵和田「菫ちゃん、ありがとう。ほんと、似て来たなあ」



菫「え?なに?ここが、こうで、…よし、できた!」


鍵和田「サンキューサンキュー、んじゃあ、ちょっくら行ってくる」


鍵和田はスーツを再び羽織る。


菫「晶悟さんは戻ってくる。あのときみたいに。でも、左目が…」


鍵和田「菫ちゃん、心配しすぎ!なんだなんだ〜中年の肉体美に見惚れたかあ?」


菫「べっ、別に…ただ、晶悟さんの事…あ、後で言お…」


鍵和田「え!?何だって!?!?!?」


鍵和田と菫は養子縁組の関係。

菫はその事も、鍵和田の故意な朴念仁も、理解していた。


菫「もういいばか!…ちょっと待ってて」


菫は小走りで厨房に向かう。


菫「はい、燃える男はブラック・コーフィ!」


鍵和田はカップを受け取り、一息に飲み干す。

毎朝、幸祐里はブラックコーヒーを入れてくれた。

料理はロクに出来なかったが、気合いが入るようにと、やけに濃く淹れるコーヒーが、鍵和田は好きだった。


鍵和田「…ありがとう」


菫「行け、大黒柱!」


菫が、かつての幸祐里と重なって映る。


鍵和田「本当に…いい女になった」





<コンテナ地区>



亮太「珍しく遅いじゃん、カギさん」



鍵和田「すまんすまん!…いい女の淹れたブラックを飲んでてな」


亮太「眼帯、似合ってんじゃん。ロリコンで中二病で中年って、なかなか厳しいけど」


鍵和田「お宅の特製スプレー、効いたよ」


亮太「うちの薬剤師、なかなか優秀だろ?」


鍵和田「いいハンデだろ?片目の入れ墨同士、これで身体も一心同体だ」



二人の男は、対峙する。


両者の所持物に、武器はない。



亮太「あんまり遅いんで、俺ァ心配しちまったよ。またナイーブしてんじゃねえかってさ」


鍵和田「お前に心配されるなんて、兄貴失格だな、はっはっは」


亮太「もうその無理した笑い方、やめたら?誰かの真似しても、その人にはなれないよ」


鍵和田「全く…お前には敵わねえよ。ついでに、こっちからも言わせてくれ。…憎しみは、何も生み出さないぞ」


亮太「そんな使い古されたテーマ…でも、あんたが言うと雰囲気出るよなあ」


鍵和田「…亮太、戻ってこい。今ならまだ」


亮太「憎しみは、怒りを生み出すさ。作り上げられて生まれたものは、壊すことで生まれ変わる。義憤のスパイスを加えて…

人類も、あんただって繰り返してきたことだろうが」


鍵和田「…喪失を、痛みを知る俺たちは、分かり合えるはずなんだ。だから俺たちは兄弟になった、そうだろ…」


亮太「裏切られて、奪われてきた者同士…あんたは俺の理解者だった。誰よりも。…あの孤独の中でさえ、あんたのリプライは優しかった。…なあ、あんたは何でいい人やってんだ?それで、プラマイ得したかよ」


鍵和田「意地だ」


亮太「…はあ?」


鍵和田「男はな、意地張ってなんぼだ。お前だって大概、意地っ張りだろ」


亮太「…なあ、カギさん。俺と組まないか?どうせ意地を張るなら、俺たち兄弟で世界を変えよう。あんたが居れば百人力だ」


鍵和田「答えは分かってんだろ?出来ねえ相談だ」


亮太「ダメ元ってやつさ」


鍵和田「…自分が引いた引き金が、いつか自分に返ってくる…教えたよな?」


亮太「…とっくに決まってんだよ、そんな覚悟は!」


鍵和田「頼む亮太、お前とは…」


亮太「…救えないお人好しが!」


鍵和田「お前の親父…太一は、そんなやり方、望んでないぞ!」


亮太「親父の怒りは、俺が引き継ぐ。あんたを踏み台にしてでもなァ!」


鍵和田「…太一。すまねぇ…お前との約束、守れそうにない」


亮太「…交渉決裂だ。吾妻ァ!」



コンテナの影から、吾妻の銃口が鍵和田をロックする。


吾妻「…」


鍵和田「亮太、てめえ…!」


亮太「ダークヒーローは、手段を選ばないのさ…吾妻、やれ」



鍵和田はデジャブを感じていた。

吾妻のフォームは、あの日の信者以上に、基本に忠実だ。

この距離では、万に一つ、回避は間に合わない。


しかしもう、太一は居ない。


鍵和田「…ヨナさん、俺も潮時かな」


吾妻の指が、引き金を絞る。


その刹那、鍵和田の視界に黒い何かが、踊り出る。


鍵和田「…!?あれは…」


コンテナの上から、それは飛翔する。

赤い満月をバックに、ボロの外套が揺らめく。

その手には、与那嶺組長の鞘が、逆手で握られていた。


能面「ハァァァッ!!!」


吾妻「何ィ!?」


能面「…ふっざ、けんなァァ!」


上空から能面の奇襲、その空中蹴りは、吾妻の顔面を捉える。



吾妻「グァッ…」


吾妻は寸でのタイミングで直撃を避け、膝をつく。


吾妻「…チィ」


能面「…」


鍵和田&亮太「能面…どっちのだ!?」



能面は鍵和田に駆け寄ると、鍵和田に銃と鞘を手渡す。


能面「これが、必要でしょ?あ、止めても無駄。私逃げないから」


鍵和田「全く…いい女だ」


鍵和田はデザートイーグルを受け取る。


鍵和田「そいつは菫ちゃんが使え。丸腰の女が敵う相手じゃない」



能面「…!避けて!」





能面が鍵和田に駆け寄る。

その隙に吾妻は亮太に腰袋を渡す。


吾妻「慈眼、これを」


亮太はその、愛用の腰袋を受け取る。


亮太「吾妻さん、あの銃、なんとか出来るか?」


吾妻「…」


吾妻は鍵和田に再びピースメーカーを向ける。


引き金を絞る。

球筋は直撃の軌道を描く。





鍵和田「ウグァっ…」


寸でで菫に警告され、直撃を回避した鍵和田は、左腕に弾丸を受ける。


持っていたデザートイーグルが弾き飛ばされる。


能面「晶悟さんッ!!!」


鍵和田「大した事ねえ、ツバつけときゃい…」


鍵和田の入れ墨に刻まれたマリア像が、血の涙を流す。



能面「もう、奪わせない…」


菫は吾妻に向かい、ドスを構え、駆け出す。


鍵和田「菫ちゃん、やめろ!!!」




亮太「来るぞ、吾妻!」


吾妻は向き直り、能面に向けて銃口を構える。


吾妻「…くっ」


駆けてくる能面から、ただならぬ気迫を感じ、吾妻は一瞬、躊躇いひるむ。

かつての傭兵時代、紛争地帯で逃げ惑う女に銃口を向け、殺した。

紛争の原因は宗派の対立。

そこに感情は介在しない。

仕事だから。

そう自分に言い聞かせ、引き金を引いて来た。

争いは醜い。それを目に焼き付けて来た。

だからこそ、宗教団体の一部に身を捧げ、亮太の起こす革命に助力している。

この国の不平等を、正す。

争いの種を、潰す。

あんな状況を生み出したくない。

自分が生まれた国だけは。


それが吾妻の目的だ。



吾妻「…悪く思うな。いつぞやの女ァ!」


いつの時代も、革命の裏には犠牲が。

吾妻は迷いを捨て、引き金を引く。


中距離で放ったその弾丸は、能面を捉える。


能面「…ッ!」


能面が割れる。


菫「…くっ、は、」


硬質カーボンで制作した能面は、菫の命を繋ぐ。

衝撃で脳が揺れる。

貫通した弾が掠った菫の額から、血が流れ落ちた。


菫「…ああああァァァァ!!!」


途切れそうな意識を、過去の残像が繋ぐ。


血の海で倒れる幸祐里。

廃人になった鍵和田。

弱かった自分。


菫は、加速を緩めない。


吾妻は目前に迫っていた。


菫「…」


吾妻「…大した意思だ」



菫は振り抜く。

一閃、そのドスを。


吾妻の腕が、握られた銃ごと、宙を舞う。


吾妻「あがぁぁぁッ」



菫の意識は、それらが吹き飛ぶシーンを最後に、途切れる。



亮太「…チッ、院のババアの娘か。吾妻、止血してろ!奴の相手は、俺がする」





鍵和田は銃を拾う事も忘れ、菫を追っていた。


菫「…」


気絶し倒れた菫を亮太から遠ざける。

その手に握られた、ドスを受け取る。


鍵和田「菫ちゃん…待ってろ…すぐに片付ける」


亮太「…ッラァ!」



そのスタンガンの雷光を、鍵和田はかわす。


鍵和田「太一はそいつを、守るために使った。そのピースメーカーもな」


亮太「平和を作るってか?…それで自殺じゃ、世話ねえだろうが!」


亮太は再び稲妻を迸らせた。



鍵和田「…自殺?」



亮太「俺の家族は、サツの暗部に殺された。英雄を犠牲に、保身に走ったこの国にな!」


鍵和田「…くっ」


鍵和田は言葉を返せなかった。

憎しみの連鎖、その象徴である、組長のドスを握り直す。

左腕の出血量から視界が霞み始めている。


亮太「悪いのは誰だ!国か!?警察か!?宗教か!?そんなこたァ、ガキの頃に考え尽くしたさ!」


怒りと共に繰り出される雷鳴が、鍵和田の眼前を横切る。



鍵和田「…は、はっ、チクショ、目が」



亮太「あんただけには…たった一人の好きでいられた人間。あんただけには、答えを教えてやるよ」



鍵和田「悪いのは…人間、だろ?」


鍵和田もかつて、その答えを導き出した一人。


亮太「分かってんじゃねえか…だからあんたは…!…アニキよぉ!!!」



踏み込む亮太の前髪が舞う。

左目には涙が伝う。

そして右の義眼の奥に、底知れぬ怒りが垣間見えた。



鍵和田「…」


鍵和田は亮太の、スタンガンが握られた右手を掴む。


亮太「…バッテリーか!?」


スタンガンは不発だった。

弱々しい放電が、鍵和田の眼前で踊る。



鍵和田「終わりにしよう、亮太。…お前の憎しみは、俺が断ち切る。俺にしか…」


鍵和田は亮太を抱きしめ、ドスを自分の方向に。

亮太を貫通しての切腹。

それが鍵和田の、最後の一撃になる。

鍵和田は菫のサラシを巻いている。

それを考慮しての方法だった。


鍵和田「家族の居ない俺たちだ…な?」


鍵和田はドスを引き寄せる。



亮太「…はは」


鍵和田「なにっ!?」


鞘は、亮太の身体にめり込まない。

何度振り下ろしても、浅く刺さるばかり。


鍵和田「お前も、サラシを…」


亮太「俺の女も、いい女だろ?」


亮太は腰袋から携帯ナイフを取り出す。



鍵和田「チィッ!」


鍵和田は亮太を突き放し、距離を取る。


亮太に遠距離武器はない。

そう踏んだ鍵和田は、先程吹き飛んだデザートイーグルの場所に走る。


鍵和田「はあ、はあ、視界が…」


銃を拾い上げ、コンテナの影に身を隠す。


出血量は増し、鍵和田の意識は遠のき始めていた。

右目は眼帯で塞がれ、左目の視界もぼやける。


鍵和田「ゼロ距離で、決めるしかねえ」


次の一撃が、鍵和田の意識と視界の限界だ。


亮太「よぉ!コソコソ隠れんのは、男らしくねえよなあ!?」


亮太は吾妻のピースメーカーを拾い上げ、コンテナに身を潜める鍵和田に声をかける。


鍵和田は、亮太が向かってくるその機を待っていた。


亮太「だったらこっちからいくぞ…オラァ!」


コンテナ地区に足音が響く。

その音は、鍵和田に向かって駆けてくる。


十分に引きつけ、鍵和田は身を翻した。


音を頼りに、引き金を絞る。


鍵和田「…何っ!?」


吾妻「うっ、く、…大日本帝国、万歳」


足音の正体は、突貫する吾妻のものだった。


銃弾を食らった吾妻は吹き飛ぶ。


大口径のデザートイーグルを片手で放った鍵和田もまた、反動で態勢を崩した。


亮太「あんた、何も見えてないんだよ」


倒れる吾妻の後方で、亮太がピースメーカーを構えていた。


鍵和田「お互い様だ…」


亮太「…地獄で会おうぜ、兄弟」

 


鍵和田は、亮太の放った凶弾に倒れる。

それを、亮太は見下ろしていた。


鍵和田「タ、バコ、吸わせて、くれねえか?」


鍵和田はまだ息がある。


亮太「…」


亮太は鍵和田の胸ポケットを探るが、ジッポライターとラキストには、血糊が染み込んでいた。


亮太はジッポライターだけを取り、自分のタバコを鍵和田の口に添える。


亮太「安タバコだけど」


ジッポライターで火をかざすと、亮太のショートホープが、弱々しく灯った。


亮太もそのジッポで、自分のタバコに火を灯す。


鍵和田「それ、お前にやる、から…大事に、しろ、よ?」


亮太「ああ、いいセンスのジッポだ」


鍵和田「だろ…いい女が、選んだ…」


亮太「俺、幸祐里先生を…」


もう鍵和田に、亮太の声は届いていなかった。


鍵和田「…あっちで、待ってる…一服しよう、もう一度…なあ、兄弟?」



その言葉を最後に、鍵和田は事切れた。


亮太「…冬の空気は、乾燥してる」


亮太は涙を拭うと、鍵和田の亡骸から、眼帯を取る。


その左眼球を摘出し、腰袋のホルマリン液瓶に落とす。


亮太「…演出って、大事でしょ?」



実現会に連絡をとるべく、インカムを装着する。

鍵和田と一服した、タバコを加えながら。



亮太「犬養さん、終わったよ」


犬養『慈眼、お疲れ様です』


亮太「吾妻が死んだ。柿神班を死体処理に回せ。数は2体…いや、鍵和田はこのままでいい。見せしめの眼球は摘出済みだ。証拠を消して放置しろ」


犬養『至急、手配します」


亮太は、目を覚まさない菫の方を一瞥する。


亮太「君は、殺さない」


犬養『はい?」


亮太「…俺も手傷を負った。止血用の布を理紗に持たせてくれ」



通信を切った亮太は、肌身離さず持ち歩いているメモ帳を開く。



-日記


変わったヤクザに出会った

顔に似合わず心優しい、硬い男だ

古臭くて、嫌いじゃない


俺はこの後、教祖尼斑を叩く

この地獄を抜けたら、この男と組みたいと思う

俺は表から、この男は裏から

この国を変えて行きたい


与那嶺組組長の側近

警視庁の要注意人物だ


名前は、帰ったら確認しよう


照れ臭くて、名乗るのも、聞くのも、出来やしない


亮太が菫ちゃんと仲良くなるといいな


このヤクザとも、きっと気が合う


なんたって、俺の息子だからな




対馬太一 捜査レポートより-




亮太「…俺ももうすぐ、そっち行くからさ。閻魔様にナシ付けといてよ…親父、カギさん」


独りごちる亮太に、処理班に先行し駆けつけた朧が駆け寄る。


朧「亮太!…よかった、よかったぁ…あ、雑貨屋の…」



亮太「そいつも放って置くように、伝えて」



朧「う、うん…亮太、ひどい顔…」



亮太「…今夜もきっと、眠れない」




二人は、コンテナ地区を後にした。

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