君といた頃は全部君のせいにしてたと思う。

苦しいのも、辛いのも、ねれなくなったのも、学校に行けなくなったのも、自分が弱いことすら。

今も変わらないね。何も楽しくないのも、人を好きになれなくなったのも、人の幸せを妬むのも。弱くて汚くて君が側にいない理由がよくわかるよ。それすらも。

君と会った回数も、時間も、僕には何ヶ月も続いてたことに感じてたんだ。

でもそんな事ないんだよね。実は一ヶ月とか二ヶ月とかそんなもんで、もしかしたら数週間だったかもね？君といた時間は一瞬がゆっくり過ぎてくみたいで感覚が狂ったみたい。

君のバイト終わりに迎えに行ったのも、君とカラー剤買いに行ったのも、君がうちに来るようになったのも、君と一線を超えてしまったのも。一瞬だった

思えば君はいつも正しい選択肢くれてたのに、僕が間違った選択肢ばっか選んでたんだよね。自分の弱さに甘え、君の弱さに甘え、沢山のことに甘えた。

何も変わらない。今も甘えてる

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい