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僕さ実は君の幼馴染にヤキモチ焼いてたんだよ?知ってた?知ってたよね
あと、あの人が来る日も嫌いだった
君があの人ばかり見てるから、あの人の方が君を知ってるから、あの人は大人だから。
君と毎日のように一緒にいた。あれ?そんなことなかったっけ?それでも僕はそう感じてたんだ。学校終わったら君に会いに行って、君の時間たくさんもらってた。
君の耳にピアス開けた事もあったよね。
結局塞いじゃったみたいだけど
上手く出来なくてごめんね。
手を繋ごうとすると手をグーにして
「繋ぎません」って言ってたのに
僕が構わずその上から握ってると
少しづつ手が緩んで、結局手を繋いで
「繋いじゃったね」って言うと慌てて振りほどいた。
そんな時間が本当に幸せだった。
それも間違いなのに
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