第6話 うらばなし きつねのきょん −せかいのおはなし− より 『前半』
-まえがきのような解説のようなもの-
この文章は、設定、制作秘話的なものを登場人物のキャラに語らせた、
まあ、お遊びみたいな文章です。
きつねのきょんと銘打ってはいますが、他の世界設定と共通化されています。
拙作の世界として時間軸は異なりますが、いちおう共通化されている作りとなります。
そういうことですので、前回と同じく、時間的な縦軸として存在している狐、猫又に掛け合いをさせています。
彼女らに配役をさせているもうひとつの理由は、まあ、動かしやすいという(笑)
結局のところ、お話のなかで一番キャラとして育ち、あまり考えなくても勝手にお話が転がるというやり易さもありますね(苦笑)
配役は、
司会 稲荷狐
解説 猫又
トリの言葉 きょん
という感じになります。
なお、本文中でソシャゲがなんとかと猫又が言っておりますが、今はしてません(苦笑)
ゲームは好きだからやりたいんですね。でも、時間ない(;´д`)
何年も前に研鑽してたパンドラプロジェクトとかカルネージハートとかのプログラムもまたやりたいんですがね( ̄▽ ̄;)←すみません余談ですm(_ _)m
『きつねのきょん -背景世界の説明、座談会風-』
「こんにちわ、
進行役わ、わたし稲荷狐と、」
「解説は、あたし猫又でお送りします。にゃあ♪」
「でも、カンペには解説ってあるけど、あたしは解説できないよ。
せいぜい、みなはらみたいに知ったか振りくらい(笑)」
「猫又ちゃん、
もう少し、言葉を選ぼうよ(ため息)」
「さて、
きつねのきょんの世界について、
わたしと猫又ちゃんに、作者みなはらが仕事、解説を割り振ったんですね(笑)」
「みなはらも自分でやりゃあいいのに。
んで、だらけてソシャゲとかやってるんだよ!!
「あたし、今度データ消してやろうかな(笑)」
「止めてあげなさい。
作者が泣くよ(笑)
「それに猫又ちゃん、消されるよ(苦笑)」
「ふふん♪消してごらん(笑)
あたし消して困るのは、みなはらだからね〜(笑)」
「やれやれ。
「さて、
まずわ主人公のきょんくんについてです」
「あの子わ、神谷ネコ丸さんの企画、〈神谷家の猫叉主催 妖怪大戦争〉(注、当時、小説家になろうにて実施されていた同一企画)への投稿のために、新たに創造された人格の子です。
「わたしや猫又ちゃんみたいに、作者が1年くらいかけて準備、育てた人格じゃなく、
ほんとに即興で作った子なんだよ」
「へぇ〜、そうなんだ」
「まあ、2日くらいわ考えてたみたい」
「ある方(匿名希望の方)の活動報告にコメントして、会話、人格パターンを試してたそうです。
〈みなはらは〜だと思うのです〉だとか、〈みなはらは〜するのです〉。
そんな感じのコメント、会話練習して作ったらしいよ」
「意外と使い勝手のいいしゃべりらしくて、
自分の感情を交えたくない時わ、今もたまにコメントで使っているみたい(笑)」
「で、お話の語り口は、アキノさん(仮名)の作品を見ている時にひらめいて、今のセリフ回しにしたんだそうです。
作者わ化学反応って言ってます(笑)」
「だから、
お三方にはとても感謝してるみたいです。
「きつねのきょん」を生み出すきっかけをいただいたって」
「作者に代わり、お礼申し上げます。
ありがとうございました」
「ありがとうございました。
「んで、稲荷ちゃん、
きょんちゃんは、稲荷ちゃんの相方なんでしょ?」
「うん、そーだよ。
「もともと、本編のろーぷれ日記。
あれの芋煮会のお話。(注、ろーぷれ日記 『番外5』のこと)
わたしの世界、稲荷の社の領域で催しをやった時のシーンで、
わたしの相方の狐について、作者わ考えていたみたいだよ」
「やっぱり狛犬や狛狸の
「そうね。
阿吽の狛犬も狐と同じ
「
「あ〜、東京、秋葉原の
他を抜くって、勝負事や勉強とかにご利益のある神社。
「アニメとかの「シュタインズゲート」で出てくる、
「みなはらのろーぷれ日記で、あたしとかずまが行ったところ♪」(注、ろーぷれ日記 『番外4』のこと)
「あー、あれかぁ。
かずまくんと秋葉原デートして、キスして告られた」(注、ろーぷれ日記 『欄外1』のこと)
「告られたのは、キスのだいぶ後だけど(笑)」
「まあ、ともかく、
きょんちゃんは、あの時(芋煮会)には居たのかな?
出てこなかったけど。
あたしが会ってないだけ?」
「わからないの。
たぶんね、あの時には居なかったと思う。
「わたしたちのお話、ろーぷれ日記の時代の後に、きょんくんわ生まれたんじゃないかな?」
「たぶんね、きょんくんのお話が始まる時間、きょんくんたちの時代の、何百年かくらいわ前かな?
「きょんくん自身が現実世界へ現界したのわね(笑)」
「えーと、
それで、きょんくんの世界と、わたしたちの世界について解説をいたしますと、
「きつねのきょん」の世界わ、
一応、時間的な流れとして、
わたしたち、稲荷狐と猫又のいる、ろーぷれ日記の世界とつながっている、同じ背景世界で、さらに先の、未来の時間軸。
近未来世界の中にあやかしが混じっている世界となります。」
「わたしたち、ろーぷれ日記の世界は、基本的に、表面上は現実世界とほとんど変わりません。まあ、科学、情報技術として、若干違うところもあります」
「このろーぷれ日記の世界でわ、
多脚の土木工作機械があり、それを使ったテロ事件があったり、
ネットワークの発達が進んで、SNSゲームなどでVRMMOが最近導入され、大規模なサイバーテロ事件が起きたりしました」
「世界情勢は相変わらず不安定で、日本の西の中原大国から圧力があったり、北からのミサイルが飛んできたりしています」
「あやかし、妖怪や神の
人の想いを糧にして生まれたり、強く、或いは衰えたりを繰り返しています」
「ネットワークを通じて生まれた新しいあやかし達、
ネットの歌姫やアニメ、ゲームなどの人気キャラも、人の想いを受けて誕生したりしているようです」
「あたしが聞いた話だと、みなはらが考えているのは、
電脳歌姫や囲碁のあやかし。
黒の剣士(両手剣)や黒の狂戦士(大剣)。
あとは、マッドなサイエンスの方々かな(笑)」
「猫又ちゃん、横道(怒)
「それで、
きょんくんたちの世界、「きつねのきょん」では、その技術の発達がさらに進んで、
人類が恒星間進出している世界へと移行しているんですね」
「
遺伝子工学やナノマシンテクノロジーは発達していて、
レーザー搬送によるナノマシン・テラフォーミングとネットワーク世界への意識のダウンロードを用いて、
気の長いやり方で太陽系内の惑星や衛星へと広がり、
さらに遠く、恒星間進出を確立しています」
「人類の大半はネットワーク知性体、VRMMOのゲーム内の意識のような形態、
そういった電子生命体となり、半不死な形態となって、ネットワーク世界で無限に近い人生を送っているようです」
「肉体としての不老化も遺伝子工学の発達で可能となってはいるのですが、
非効率とされていて…、」
「あれ、情報操作の可能性大なんだよ(笑)
あたしは、そうにらんでる(苦笑)」
「…。
「で、一部の特権階級が、その技術を用いて肉体を所持している以外は、
肉体を持つのは、一部の下層階級と、
人権のない、生体パーツとしての消耗品の人たち。
それと非合法な、あやかしと人間の小規模なコミュニティーが、隠れて存在しているとか。
「今居る人類はそんなくらいですね」
「きょんくんの世界(地球)には、そんな感じで人がほとんど居なくて、
居ても、起動エレベーター、ビーン・ストーク直下にある、それぞれの街に住む人たち。かれらがほぼ地球人口の全体を占めていて、
不老化した特権階級と、電子化する権利すら剥奪された人たち。
それに、にゃん丸くんみたいな、
それにあやかし」
「人間の想いを受けて変化するあやかしは、
あの街では、だいぶ狂った存在となっていると聞いています。
「あの街はそういった狂気に染まる街です」
「だから、こっそりと人間を
「あたしがろーぷれ日記当時、お話の中では語られない、
あやかし絡みの事件でやってた、〈あやかし探偵〉なんて笑い話で書かれていた裏側の荒事。暗い、猟奇的、血なまぐさい事件なんかは、
あれは息子が、表裏すべてを引き継いだことになっているけど…」
「みなはらが、きょんちゃんの世界で、
あたしの息子にハードボイルド、サイバーパンクみたいな事をやらせたかったのは、実はその辺りかな〜なんてね、思っているんだよね(笑)」
「そういえば、
猫又ちゃんの息子は
あの子、名前ついたんだ」
「まぁね。
でもね、あたし、あんまりあたしの子どもの気がしないんだよね(苦笑)
「ろーぷれ日記の未来の予知夢では、あたしの子どもは猫又息子と猫又娘だったし(笑)」
「白竜ってのも、みなはらのやつが打ち切ったお話のキャラだしね〜。
「ちなみに、あたしの娘の名前は決まってない(苦笑)
まったく、あいつ適当(怒笑)」(注、その後決まりました。猫又の娘、はるです)
「猫又ちゃん…。
「えー、
白竜くんは、作者が、きょんくんの一つ目のお話を書いた時に、
あの語り口は、説明のセリフ回しが長すぎてストーリーが全然進まない、世界観が全然語れないという事を憂慮して、
続きのお話わ、薄暗い世界でのハードボイルド、サイバーパンクみたいな世界。
背景を説明しやすいことを考えて、そんな風に書いていたみたいです」
「そんなお話を主人公を変えて語るつもりだったんだそうで、
その主人公が白竜くん。猫又ちゃんの息子です」
「でも、キャラ創造に失敗して…、」
「あいつ、才能無いんだから、
きょんちゃんみたいに上手く生まれるキャラは、自由に創造できないんだよ(笑)」
「猫又ちゃん!!」
「いいんだよ。はっきり言ってやらないと。
才能無いんだから、もっと努力しろ!!ってね(笑)」
「猫又ちゃん…、
「えーと、
作者わそれで、きょんくんの二つ目のお話を書いたんです。
にゃん丸くんの来たお話」
「ハードボイルドな白竜くんのお話で、にゃん丸くんを拾うお話を、その1話目で書いて、
白竜くんサイドから、きょんくんと話すシーンを考えていたみたいですが…、」
「出来なかったんだよ(笑)
「で、代わりにきょんちゃんの言い回しスタイルの二つ目を書いたんだよね〜。
にゃん丸ちゃんを拾って、きょんちゃんに連絡して預けるお願いをするシーンが、完全に飛んでる(笑)」(注、本作品2話めのこと)
「にゃん丸ちゃんが唐突に出現したのはそんな理由なんだよ〜。バラすと(笑)」
「ちなみに、にゃん丸って名前は、
あたしがろーぷれ日記のスピンオフ、らのべ日記のシーンで使っている、SNS、VRMMOのユーザーネームだよ」(注、らのべ日記 『仮名(かめい)えすえぬえすのはなし』のこと)
「だいぶ前、みなはらが神谷ネコ丸ちゃんと話をするようになる前のころ。
神谷ネコ丸ちゃんの名前を、
詩かエッセイで見かけて、パクった(笑)」
「参考にしたっ!!
人聞きの悪いこと言わないの!!
作者が泣くよ」
「泣けばいんじゃな〜い(笑)」
「まったくーっ、
「まあ、作者はパク…、読んだ作品の影響を受けて取り込みながら、お話の肉付けをしてるので、
そんなこともありますね(苦笑)」
「きょんくんで説明することはそんなところでしょうか」
「にゃん丸くんのこともちょっと出ましたが、
現状、あの子、にゃん丸くんの設定はほとんど…、」
「なんにも無いで〜す(笑)」
「こら!!
えーと、いろいろ考えてわいるみたいですよ(苦笑)」
「…えー、今作者から、
にゃん丸くんと、神谷ネコ丸さんは、キャラとしては、影響、つながりのない、
まったく別個の存在だと、明記しておいてくれ。という連絡をもらいました」
「あいつ、
みなはらは、きょんちゃんのお話の2話で、お風呂シーン書いたから、逃げをうってるのさ(笑)
別人ですって(爆笑)」
「…猫又ちゃん。
いいかげんにしなさい(怒)」
「はいはい、リーダー(笑)」
「えーと、本当、別人で関係ないですよ(笑)」
「言えば言うほど、ウソっぽいのは、みなはらの人徳のなさだよね〜(笑)」
「はぁ(ため息)
…では、仕切り直しです。」
「続きの後半部分でわ、
作者の書きかけ、中断した
「テキストに使えるような内容だといいけどね〜♪」
「こらっ(怒)」
つづく
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