　ご存知アラビアン・ナイト。残虐なシャリアール王のもとに潜りこみ、千一夜物語を語って聞かせ改心させる姫、シェヘラザードのおはなし。

　第一楽章（海とシンドバットの船）、第二楽章（カランダール王子の物語）、第三楽章（若い王子と王女）、第四楽章（バグダッドの祭り。海。青銅の騎士の立つ岩での難破。）に分かれていますが、全ての楽章が休み無く演奏されます。

　私は特に第三楽章が好きです。優雅なメロディと明るく軽快なメロディの組み合わせ。そしてシェヘラザードのテーマも織り交ぜられて、全体的にとてもロマンティックです。

　あとシャリアール王の堂々とした低音のテーマや、ヴァイオリン独奏によるシェヘラザードのテーマも大好きですね。

　この二つのテーマは他の楽章でも度々登場します。

　参考

　リムスキー＝コルサコフ「シェヘラザード」

　https://m.youtube.com/watch?v=SQNymNaTr-Y

　https://m.youtube.com/watch?v=okLvtElx4E4

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