迸る感情、そして死にゆく - チャイコフスキー「交響曲第6番『悲愴』」 - 50分
珍しい終わり方をする曲です。
四楽章の最後。静かに──最後はコントラバスの、心臓の鼓動のような音が──やがて、止まる。
この曲の初演の九日後にチャイコさんは亡くなります。
まるで自らの死を投影したかのような……、そう思うとよけいに染みるものがあります。
三楽章は元気爆発なので、ギャップが凄いですね。
じゃじゃじゃじゃんっ! ブラボー! かと思いきや急に嘆きの歌が始まるので、何も知らないでいると聴衆は「え?」となります。
「悲愴」と訳されていますが原題は「迸る感情」みたいな意味合い。
あ、一楽章は静かな場面がありますが、音量を上げすぎないで下さいね。
急に音がでっかくなるところがあるので、音量マックスにしていると脳天を撃ち抜かれます。
関連
チャイコフスキー「交響曲第6番『悲愴』」
https://m.youtube.com/watch?v=KvGC8hZC29U
「交響曲第5番」 - 50分
一言:こっちの方がスタンダードでカッコイイ。
https://m.youtube.com/watch?v=XkY7FdpWGW0
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