ジャアアアアアアアン - サン=サーンス「交響曲第3番『オルガン付き』」 - 40分


 オルガン分かりますか?

 小学校とかにあるチャチなやつとは違いますよ。


 大きな教会やホールに据え置きで(というか一体化して)、天井高くまで数多の管が伸びている、バカデカイ鍵盤楽器です。パイプオルガン。


 それだけサイズが大きいのですから、音量もそれはそれは大きいです。

 実際にホールに行って聞いてみると、体に衝撃を食らうレベルで、そりゃもう大迫力です。


 さて、曲の説明を。


 刻みをベースにした、不穏だけど楽しい第一楽章前半。拍の取り方が実は複雑。

 穏やかな第一楽章後半。オルガンの伴奏に注目。

 第二楽章前半も、複雑な刻みが入っていたりして、不穏で楽しい感じ。


 そして後半……

 

 ジャアアアアアアアアアアン!!!


 ただの単純なハーモニー。それだけ。

 それだけで、オルガンが全てを持っていきます。


 もうね、存在感が凄い。

 そして音色が力強くも神々しい。


 ぐわああああああ😇


 そこに負けじと、弦楽器がどんどんどんどんと弦を震わせます。


 そこにまたジャアアアアアアアン✨


 そんな感じで、オルガン対オーケストラの掛け合いが楽しめます。楽しい。

 最後には両者が一緒になって音を伸ばして——っ、終わります。



 参考

 サン=サーンス「交響曲第3番『オルガン付き』」

 https://m.youtube.com/watch?v=ZWCZq33BrOo


 https://m.youtube.com/watch?v=P2wNAWBPFiI

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