第7話 途中ですが注釈
千鳥式ホーム:相対式ホームのうち、2つの単式ホームをずらして設けたもの。編成の短い路面電車では、交差点(踏切)を挟んで上下別のホームを設けたものが多く見られる
切欠きホーム:単式または島式のプラットホームの一部を切り取り、そこに行き止まりの線路を設けたもの。敷地の狭い平野駅はこの形であった。
料金:廃止当時の普通運賃は以下のとおり。
区間 運賃
大人 小児
1区間 大阪市内のみ乗車 100円 50円
堺市内のみ乗車
2区間 大阪市内 - 堺市内間を連続して乗車 140円 70円
【乗り換え指定駅】阿倍野・今池・住吉・我孫子道での乗り換え
運行時間:ラッシュ時は5~8分間隔で、通常時間帯は12分間隔で運行されていた。
*料金、時間とも廃線時の昭和55年当時
阪堺線:明治43年に設立された旧阪堺電気軌道株式会社が阪堺線のおこりである。 明治44年12月に恵美須町~大小路間着工、そして明治45年4月に恵美須町~浜寺間が開通、阪堺線の路線が完成した。旧阪堺電気軌道は、競合する南海鉄道とはげしい旅客誘致競争をおこない、やがて大正4年、両社は合併、南海鉄道の阪堺線となった。又平野線が廃止になった3日後、阪堺電気軌道株式会社として分社された。
上町線:当線の前身は、明治30年5月に設立された大阪馬車鉄道株式会社である。
同社は馬車鉄道を廃止し電化工事に着手したが、工事なかばの明治42年南海鉄道に合併、上町線とよばれるようになった。電化工事は南海鉄道が引き継ぎ、翌年10月に完成、天王寺西門前~住吉神社前間の運転営業をはじめた。さらに大正2年7月、住吉神社前~住吉公園間の延長工事が完成、南海本線との連絡が可能になった。その後同10年に天王寺西門前~天王寺駅前間を大阪市に譲渡、これによって同線の起点が現在の天王寺駅前に移転し、ほぼ今日の姿になった。
南海天王寺支線:天下茶屋―天王寺 2.4km
大阪府大阪市西成区にある南海本線の天下茶屋駅から分岐し、同市天王寺区にある天王寺駅までを結んでいた南海電気鉄道の鉄道路線。このうち天下茶屋駅 - 今池町駅間が1984年に廃止され、残る区間も1993年に廃止された
阪和線:現在はJR和歌山線であるが、1926年に民間資本の阪和電気鉄道として設立された。その後1940年に南海鉄道に合併された(南海山手線と称した)。
営業不振や政府の交通政策などの事情故に会社法人としては短命であったが、戦前の「日本一速い電車」である「大阪―和歌山45分」ノンストップの「超特急」を運行した。この時代としては特筆されるスピードであった。これに対抗して南海電鉄本線は日本で一番の「冷房車」を導入した。阪和・南海の両社は大阪―和歌山間直通の優等列車を頻発させて覇を競ったが、輸送需要に比して過大な消耗戦であった。
1944年南海山手線は、戦時買収により国有化、国有鉄道阪和線となった。
貸切電車:現在、上町線、阪堺線で、天王寺(恵美須町)~浜寺間の往復で、トイレ休憩をいれて2時間半。1両35名程度、料金は5万5千2百円。動くパーティースペースとして貸切電車が運行されている。使い方は、あなたのアイデア次第!!飲み物・食べ物の車内への持ち込みは自由!1日2便まで。
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