時は加速する
齢をとったせいだろうか。一年一年を短く感じる。
今も窓の外を見よ。広葉樹が一瞬で赤く色づき、枯れて、散る。
自身の髪には白髪が増え始め、みるみる内に白く染まった。
ん? んんん?
時計を見上げる。
針がぐるぐると回転していた。
「本当に加速してる!?」
その日、地球上で、時を加速する能力者が誕生した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます