レジェンダリー・アンティキティラ・アーカイブス

扉は開けた さあくぐれ 神羅万象の記録の海へ

波は描いた 天地の境を 幽玄なる有限の音を


僕はここで書き続ける

いつかここに来る人のため

有意も無意も有らぬと知る

全てを見ようとする人のため




扉を開いた さあ入れ 永遠不変の記録の海へ

炭で描いた 天地の法を 敢然とした完全の声を


我はここに書き続ける

いつかここを埋め尽くすまで

恣意さえ無駄と弁えた

全ての教訓はヒトのため

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

人よ、神の黄金の言の葉よ ヒデころ @hide_color

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る