氷乃・火鷹 追加設定

氷乃追加設定


『見鬼』の能力持ち。

幼い頃は、死者と生者の区別がつかなかった『見る』力は、花守になって霊魔の姿を捉える事に特化し、誘いの声等の惑わし系の霊魔を見つけられるようになった。

なにより、他者の姿を真似る霊魔も元の姿でしか見えず、氷乃自身が惑わされる事はほぼ無い。

『霊魔』絶対見つけるマンである。

しかし困ったことに、濃霧程度の障気が見えない気付かないという欠陥が有り、放棄された場所でない限り、普通に入っていってしまう。

救出や救援時も、他の花守に言われて初めて気づく。

が、見えないからなのか、不調になりにくい。

この能力は囲 麗華が気づいた。


たまに『見鬼』のコントロールが出来なくなると、霊魔の『生前』の姿でしか見えなくなることがあるが、屠る事を躊躇ったりはしない。

が、その後しばらくは館はおろか、囲区にも近づかなくなり姿を消す。

その場合、神守区付近にいることが多い。


花守となり、力のコントロールが出来るようになった頃(15~6歳頃)、欅川区や親から、戻って欅川の為に働けと言われるが、これを拒否。

親に絶縁状を叩きつけられ、罵倒され、欅川に踏み入ることが出来なくなっている。

霊境崩壊後、また接触してきているが、氷乃の方が拒否している。


花守と出会う前は、髪が長く肩甲骨の下辺りまであった、パッと見は高身長の女。

(12歳で159㎝、15歳165㎝、20歳は182㎝、30歳までに185㎝になってる)

花守に連れ出された以降は、髪を伸ばしたりはしていない。


花霞邸に宛がわれた部屋があるが、休息の日ぐらいしか使ってない。

囲区に、昔から借りている部屋と馴染みの銭湯があり、傷の事と氷乃の事情を知っているため、最後の掃除を手伝う事を条件に閉めたあとに貸しきりで使わせてもらっている。(料金は通常)


食べる事にあまり興味がない為、火鷹が注意しないと3日以上食事するのを忘れる。

脂っこい物は苦手。お抹茶や煎茶(濃いめ)が好き。

甘いものは嫌いではないが、食べるなら練りきりを好む。

最近、珈琲金平糖を貰い、お気に入りになりつつある。

お酒は苦手。飲んでも酔わないし、美味しいと思えない。



火鷹追加設定


氷乃に対しては男らしい口調なのだが、書生姿の時に氷乃以外の人と対したときは、丁寧で爽やかな好青年で人懐っこい人物となる。

他者を助けはしても、縁を結ぼうとしない氷乃に焦れた結果である。


書生姿の火鷹


身長165㎝ 体重有るの?

20歳前後に見える。


一人称:私


目付きは鋭いが、ニコニコと笑って隠している。

黒いサラサラした髪は短い。

(イメージ的には、刀剣乱舞の堀川国広)


甘いものも辛いものも好き。

一番は日本酒。


火鷹は、大脇差の付喪神として目覚めた訳ではなかった。

元々、神使として小さな社で育てられていた、アルビノの大鷹。

神主の一族の一人が、鍛治師となり、太刀を打ち奉納したが、皆が皆霊力が低く、空の太刀に意識は芽生えなかった。

それどころか、魍魎の類いが憑き、神主を惑わし、太刀で人を殺させようとした。

火鷹は、育ててもらった恩返しとして、魍魎を喰らった。

が、惑わされた神主の振るった太刀で斬り殺される。

心優しく、真面目に暮らしていた神主一族が、神主の凶行と火鷹の死に涙するのを見て、神使として上がるより、太刀に宿り、刀霊となることを選んだ。

そして、長い年月の中で、花守となった者の刀霊となり、幽世から漏れだした輩と闘い続けるうちに、欠けたり磨耗したりで現在の『大脇差』に。


神主の一族は、現在の天皇陛下の世になる前には途絶え、火鷹は政府預りになっていた。

大脇差になったからか、神使に成れるほどの大鷹であったこと以外は、正直覚えてない。

が、刀霊に成ったのに、生前の記憶なせいなのか、1年に2回ほど、換羽期があり刀霊の力が弱まる上に羽があちこち抜ける。

これが終わると、障気を祓う力がしばらく強くなる。

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